第2話

1話
48
2025/07/11 22:49 更新
これは私がまだヒーローとして活動していた時
白兎
白兎
 …っ、いい加減にしやがれ 
なんていいながらお得意の跳躍からのキックでKOZAKA-Cを倒していたのだが
??
 うわぁぁぁぁぁぁん泣ままぁぁぁぁ泣 
そんな大きな泣き声が聞こえ、そちらを向くと
瓦礫に挟まれた女性、そしてその女性に対してまま、と呼んで泣き叫んでいる少女
白兎
白兎
 …大丈夫ですか 
私は考えるより先に体が動いていて
瓦礫を持ち上げようとする
しかし、こんな貧弱な女一人じゃどうにもできなくて
白兎
白兎
 っく…重たいっ… 
でも、どうにか助けるために考えていたんだけど、瓦礫に気を取られすぎて、
後ろにKOZAKA-Cが居ることに気がついたのは少女の怯えた声が聞こえた時だった
白兎
白兎
 …嘘でしょ、? 
面食らっている私にはお構い無しで殺しにかかってくるKOZAKA-C
この子だけでも守らないと、そう思って私は少女を抱きしめ、KOZAKA-Cに背中を向けた
痛みを覚悟し、ぎゅっと目を瞑っていたが、痛みは一向に来ない
そしてその代わりに
??
 うおりゃぁぁぁぁ!!! 
なんて元気な声と、雷が落ちる音
吃驚して、抱きしめたまま後ろを向くと
呆気なく倒されたKOZAKA-Cと
少し薄めなオレンジに水色のグラデーションが入っている筋肉質な男性が立っていた
白兎
白兎
??
 …あ、 
その男性は此方に気づくなり
??
 大丈夫ですか? 
なんていいながら瓦礫を軽々と持ち上げた
白兎
白兎
 …なんか、私の頑張り無駄みたい 
心の中で呟いたつもりが、声に出ていたらしく
??
 無駄じゃねぇよ、 
不意に、そんな声が上から聞こえてきて
白兎
白兎
 …え、 
驚いて、思わず上を向いた
??
 たしかに、その瓦礫は持ち上げられるものじゃなかった 
白兎
白兎
  っ…なら!私が行ったことで結果的にこの子を怯えさせてしまった!何もいい事なんてないじゃないッ! 
これ以上私の過ちを、善行にしようとして来ないで欲しい
??
 結果的にそうなってしまったかもしれないけどさ、KOZAKA-Cに気づいた時、ちゃんと動いて、その子守ったんじゃん 
??
 それだけで十分ヒーローだよ 
??
 それに、助けようとした、その行動がかっこいいんじゃん 
そんな事を、全くあったこともない、初対面の男性に言われて、
普段は『何様だよ』なんて返していたんだろうけど
この時は声が出なくて
白兎
白兎
 っ… 
代わりに涙が流れ続けていて
??
 な、え、はぁ!? 
そんな私に気が着いたヒーローは
??
 え、そんなに嫌だった!?俺に言われるの!! 
と、割と大きな声で叫んで
白兎
白兎
 ちっ…違うんです 
白兎
白兎
 嬉しかったんです
私はヒーローに、必死に伝えると
ヒーローは、少し嬉しそうな顔をして
??
 そーかそーか、嬉しかったかぁ! 
と、私の頭を撫でる
…それが私の初恋だった
大幅に変えました!!!

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