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修学旅行から帰った次の日 。
学校というものは私たちに休みをくれないわけで
時計を見た私はものすごく慌てる 。
『 っ寝坊じゃん、!!!!!!!!』
母親は娘が遅刻してもいいと思っているのか?
起こせよ!!!!!!長い針はなんと8を
指していた 。7時40分 。おわたピーポー 。
急いで階段を駆け下りると見慣れた光景があった 。
母「 あら 、あなたおはよう 」
『 あらじゃないでしょ!!!!!
なんで起こしてくれなかったの!!!!
あとなにお前は普段通りカレー食ってんだよ!』
岸「 格別にママさんのカレーうまいっす!」
母「 優太くんのためなら
なんでも作っちゃうわ〜 」
岸「 ほんとっすかぁ〜?笑 」
『 チッ 、行ってきまーす!!!!』
岸「 は!!おい待てよ!
じゃあ行ってきます!!」
母「 いってらっしゃい!」
玄関でチャリキーを取って
ガチャガチャと準備をする 。
これは急いでこげば間に合う説あるな 。
岸「 え 、今日お前チャリなの?」
『 優太 、走って 』
岸「 は?!?!?!」
『 行くぞー!!!!!!』
岸「 いやおい!!!!!!笑 」
可哀想だけど流石に後ろに乗せて全速力でこぐと
盛大にこける自信しかないので走ってもらう 。
頑張れ優太!!!!!!!!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!