朝の教室
席をに荷物を置いた瞬間
優太の方に目線を向けた
優太の誕生日だから
どうしても今日渡したかったのに...
朝も、ずっと人がいる
昼休み、もっと人がいる
放課後、見失った。
今日は誕生日だから
1弾と人がいる。
封筒を握りしめて立ちすくんでいるもんだから
横から大和くんが話しかけてきた
大和君は私の手を引っ張って
半ば強制的に
教室の外へ連れ出された
私は決心をし、校門前で優太を待つ
そして..
犠牲になった大和君の顔が浮かぶ
封筒を差し出す手が震えた。
優太は一瞬驚いて
それからゆっくり微笑んだ
優太は、封筒を開けて
目を丸くさせた。
優太はしばらく無言
恥ずかしさで逃げ出したくなった瞬間
顔をあげると、素の優太で笑っていた
優太はしばらく考え込んで
思いついたように、口を開く。
ちゅっ














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。