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第6話

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2025/12/24 08:23 更新
🐣‪ side
窓の外からは 、大人たちの談笑する声が聞こえる。
今の大人達は 、みんな成長することが出来た人達。

いいね 、選ばれなくて。

価値のない低脳で。

にいは 、生贄になった人達は 、お前らみたいな
明るい未来を歩むことができないのに。

誰よりも頭が良くて、誰よりも運動が出来て 、
誰よりも優しくて 、誰よりもカッコいい、

自慢の兄だったのに。

なんで 、なんで 必死に、懸命に、正しく生きてきた人が不幸になって、無意味な時間を過ごして、遊び回ってきたお前らみたいなクズが幸せになるの?

なんで 、努力すればするだけ報われないの ?
努力に意味なんてなかったの?
なんで最初から教えてくれなかったの ?
分かっていれば 、努力なんてしないのに、なんで?

なんで私はあの時止められなかったの?
あの時、体さえ動けば、にいの後を追えたら ───

















柊 緋菜
 なんで  ? 





















今日は 、にいの命日だ。

私の兄 、ヒイラギ 流叶ルカ の命日 。

そして 、また一つの尊い命が失われた日。









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