承花軸の承太郎と花承軸の花京院での承花…と言いたいですが 花承花ですねこれ!!!
一応承花前提です
匂わせ&地雷原なのでお気をつけ下さい!
大の男が2人で寝そべってもビクともしない、キングサイズのベッドの上。
そこでは、下着1枚でその鍛え上げられた筋肉を惜しげなくさらす男、空条承太郎とそれとは対照的に黒いロングTシャツにジーンズを着込んだ花京院が膝を突合せていた。
……はっきり言って異様な光景である。
ふと真面目な顔をした花京院がそんな事を尋ね、承太郎は少しの気まずさを覚えながらも頷く。
何がなるほどなんだ、と言いかけた口をつぐみ、舐めまわすように自分の体を眺める花京院の視線に耐える。
何がしたいのかは分からないが、どうやら何かが気に入らないらしい。
やがて俺の背中に回ると、そこについた随分真新しい引っかき傷で目線を止めた。
数秒固まったかと思えば、今度はそう必死な形相で叫び出す花京院に俺は呆れ顔を見せる。
何を当たり前のことを言ってんだこいつは。
花京院のハイエロファントはいつ時止めを取得したのだろうか。
秒数にして30秒、時が止まった。
我に返った承太郎が何とか絞り出した言葉に対して、花京院の返答はなんと無慈悲なことか。
それどころか挑発するように、こちらににじり寄ると俺の腹筋をその白く細い指でなぞる。
そして今までの穏やかな笑みをすて、こちらの花京院は決してしないような顔でうっそりと笑った。
花京院がそう言い放った瞬間に、部屋の四方からハイエロファントの触脚が飛び出してきた。
それは承太郎の四肢に巻き付くと、そのままベッドに縫いつける。
しかし続きを喋ることは叶わず、花京院が突然ベッドに押し倒された衝撃で声をうわずらせる。
先程まで見ていたはずの承太郎の顔は変わらず、しかし背景はベッドのシーツではなく天井だ。
打って変わって花京院の上に乗った承太郎が、にやりと口元を釣り上げてみせた。
しかし花京院には抵抗された記憶も、上に乗られた記憶もない。
これは…
承太郎はそう言いながら、花京院のロングTシャツにゆっくりと手を差し込んだ。
抵抗したくとも、既に花京院のハイエロファントはスタープラチナに拘束されてしまっている、詰みだ。
黙っているだけで色気しかない承太郎の欲を感じさせる笑みに、花京院は赤面を通り越して顔を真っ青にさせた。
この後 花京院がどうなったかは、お察しの通りである。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!