部屋に入った時、荒い息遣いの音がした
健診のためといっても、こっちからしたらあなたさんの体に起こること全てに気を使う必要がある
いつ何が起きるか分からないのは、普段と変わらない
けれど、あなたさんに何かあったら
ドアの音にも、声にも反応しない
貴方はいつもそうだ
いつも感情を表に出さない
今の症状が、いつも死に脅えているせいなのか、また違う何かなのか
なんで今日に限って死ぬ時の話をするのか
こんなにも感情的なのか
俺には分からない
なんでそんな言葉が出たのか理解できない
貴方は余命1年とされているのに、
なんで⋯
⋯俺自身も、珍しく感情的になったような気がする
貴方だけには死んで欲しくないとか
そう、素直に言えば良いんだろうか
「バルコニーから飛び降りた」
もし、俺がそんな立場になって、貴方も一緒に飛び降りようとするのなら
貴方だけは地面に触れないよう、抱きしめて、一緒に飛び降りるのも悪くは無いのかもしれない
━━━━━━━━━━━━━━━

なんとなくの夢主ちゃん
金髪ロングのお姫様っぽい子

ライブ帰りの特待生ちゃん
ボブも似合うかもね












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!