体操服を返した次の日、
違うと言いたいのに
虐められてるって言いたいのに
その言葉が出ない…
佐久間くんはニコッと笑った
でも僕はいつも見てたからわかる
これは傷ついて笑ってる時の顔だ…
僕のせいだ
でも言えないよ
同性愛者だから虐められてるなんて
佐久間くんにだけは言えない…
あれ、なんか意識が…
ドサッ
消毒液の匂い
ここはどこだろう
さっきそういえば倒れて…
ガバッ
佐久間くんは走っていってしまった
とっさに言い訳したからか
バレやすい嘘をついてしまった
何故か涙がブワッと出てきた
その後虐められてることを全部話してしまった
佐久間くんはその時何故か帰ってこなかった
先生も気持ち悪がらずに
真剣に聞いてくれた
その時ちょうど佐久間くんが帰ってきた
保健室を出たあと
先生が言ってたとおり頼っていいんだ
少し気が楽になった気がする
しばらくは生きていけそうだ
NEXT→涼華
私以外の話はあらすじのところに
リンク貼ってます!
投稿が遅れてしまってすみません












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!