妖夢side .
暫く追われながら走った後、
私達は、崖に追い詰められた。
数えきれない程の数の、
黒いスーツのマフィア達に囲まれる。
絶体絶命の状況だ。
なのに、ノブナガさん達は平気そうにしている。
自分の頭を、わしゃわしゃと撫でられる。
そして崖を降りていき、リーダーらしき人と対峙する。
次の瞬間、その人の首をいともたやすくねじ曲げた。
側にいた部下が小さく悲鳴を上げる。
それが合図だった。
破壊音と銃声が、砂漠に響き渡る。
あっという間に半数以上が倒れていた。
クラピカside .
車で着いた先では、もう戦いが始まっていた。
物陰に身を隠し、様子を伺う。
相手はたった一人の念能力者。
他の仲間は上にいるらしい。
何故……何故お前達がそこに……!?
緑の服と銀の髪、赤い服の人形のような少女。
双眼鏡を覗くが、思った通りだった。
もしや、捕まったのか!?
いや……それにしては冷静なような……?
嫌な考えが、脳裏をよぎる。
妖夢side .
ウボォーさんが全員を倒した後、
シャルナークさんが叫んだ。
指を指した先には、マフィアの人達とは
また違う人が。
割愛。
ウボォーが攫われるところまで。
何故か妖夢とフランドールも。
うむむ、霧悪いところで次の話へ~
霧悪いのはいつもか












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!