第4話

日記4
32
2026/05/17 10:00 更新
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あれから、行方不明だった3人の異形たちはすぐに見つかりました。
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一人は、見た目が普通の子と全く変わらない子。
けれど5歳の時、能力が覚醒してしまったことで、親に恐れられ森へ捨てられたそうです。
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残りの二人は、兄妹でした。
その子たちは親に無理やり「YouTube」の撮影を強要され、道具のように扱われる日々に耐えかねて、この森へ逃げ込んできたのでした。
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私たちは、その子たちを保護しました。
そして、皮肉にも私たちは「YouTube」を始めたのです。――自分たちがここに生きているという証を残すために。
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活動を通して、多くの方々から温かい応援をいただきました。
初めて「誰かに受け入れられた」……そんな気がしていました。
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けれど、あの神がそれを許すはずもありませんでした。
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15歳の時。頭の中に、あの不快な声が響いたのです。
「お前は、人間と異形……その両方に『希望』を与えてしまった。それは私の望みではない」
「罰として、お前に病を与えよう。……お前は18歳で死ぬ運命だ」
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――この日記は、かつて書き留めた記録と、今の私の想いを写し取ったものです。
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今の私には、残された時間はもうありません。
けれど、私が消えても、貴方たちの未来が続くことを願っています。
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ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
「希望」という名の呪いを振りまいてしまったこと。
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……これが、私の最期の罪です。

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