⚠ 戦争表現🐜
今日も 俺は1人 , 兄弟との写真を眺め 、
笑顔を作る .
世界とは 残酷なものだ .
海と空には 、あんなに早く " 来たのに "、
俺には いつまで経っても 来ない .
窓の外に見える景色も 、
すっかり 真っ白になった .
そんな 時だった _
海と空から , 手紙が来たんだ .
まだ 生きていたことの嬉しさと ,
手紙をくれた事実に 泣きそうになった .
それは 、こんな内容だった .
さっきまでの気持ちは 、
嘘のように消え去った .
その手紙は , 遺言のようなものだった .
しかも , 発送日は 一昨日 .
つまり , そういうことだ .
流石の俺でも , 泣かないことは 無理だった .
その場に跪き , 赤ん坊のように泣き叫ぶ .
もう , 戻れない .
どれだけ泣き叫んだって 、海も空も
帰ってこない .
だって 、 もう _
この声は … パラオだ .
俺は急いで 涙を拭い ,
親愛の兄弟 からの手紙を 棚の上に 置く .
パラオに心配させるわけには 行かない .
俺が 守ってやらないといけないんだ .
俺は 頷きながら 話を聞く .
だが ほとんど 内容は入ってこなかった .
しまった .
にこッと笑い 問いかけてくるパラオに ,
俺は どうも答えられず 固まった .
パラオを 傷つけてしまっただろうか .
パラオの表情は どんどん暗くなっていく .
ああ 、完全に やらかしてしまったのか .
__________
その瞬間 , パラオが 抱きついてきた .
パラオにまで 見透かされてるとは 、
俺としたことが …
パラオの優しい言葉を聞き ,
俺は パラオの胸に 顔を埋めた .
きっと 、 パラオも 辛いはずだ .
そう言い パラオは 俺の背中を撫でてくれた .
海 と同じように .
このときは ,
情けないとか そんなことは頭になかった .
俺は , パラオに慰めてもらい ,
少し 回復した .
あの後 、パラオにはちょっとした御礼として
沢山 遊んでやった .
パラオは とても 嬉しそうだった .
少しでも恩返しできて 良かったと思う .
その言葉は 、海と空を思い出す 、
懐かしいものだった _
俺にはまだ 、 パラオが いるんだ .











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!