ピッ…ピッ…ピッ…
簡素な病室に響いた心電図の音は、今の自分には酷く恐ろしく聞こえた気がする
ポーラスで意識がないこいつを見つけてからもう1週間が立ちそうだ。それでも目覚めない
血液検査で強力な神経毒を打たれたことが分かっているが……
毒のほとんどを無効化出来る耐性を持つカルデアをここまで昏睡させられる毒薬なんて、一体どれほど強い毒素が入っているんだろうか。
最近、敵の襲撃が増えてきた事に関係があるに違いないだろう
不死身の次は毒か
ほんとに厄介な奴が来てしまったようだな。
恐らくカルデアも次同じ毒を喰らえば死ぬだろう
あの時、助けてやれなくてごめん
俺が未熟だった
もうお前は無理するな、後遺症も残る可能性があるんだ
今渡すのもアレだが、自分たちもいつ死ぬか分からない
しばらく何もしてやれなくてごめんな













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。