翔太の準備が終わって
下に降りて朝食を食べる
ラウ「ねぇなんで今日はダメだったの?」
ラウちゃんはなんの疑いもなく私たちに聞く
それを聞いた人達は吹いたりむせたりしている
「ごめんね、ラウちゃん。明日からまたお願いね」
ラウ「うん、いいよー」
そう言うとニコニコ笑ってまた朝食を食べ始めた
翔太「ホントのこと言えないよね」
コソッと私に耳打ち
そんな翔太を叩いてやった
「今日お休みの人いる?」
突然の私の問いにみんなはスケジュールを確認する
ラウ「休みにできる!」
「ラウちゃんはダメ」
ラウ「えー。」
辰哉「俺休み!」
はいっ!と手を上げるふっかは
何やら勝ち誇ったようだった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!