第10話

☃️
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2020/03/22 14:34
あなたside





あれは私が2歳の時、

















お母さんのお腹には、



すでに私の妹になる子がいた。


























だけど…




















『まぁまぁ~!』



母「あなた!危ないっ!」
















そう言って、私がちゃんと状況を理解した時には










もう遅かったんだ。




























お母さんはそのまま帰らぬ人となってしまった。
















その日から、私にいつも優しかった父も豹変した。























私は毎日殴られ蹴られて、




逃げる先はあの子たちを助けた公園。
















当時は実家も近かったからね。
















そこでは必ず家族がいて、




姉妹の姿を見ると悔しくて、苦しくて、、。






















私は公園をきらっていた。

























高校生になった時、父も他界して、




一人暮らしになった時、

















別の街に変えようかも考えたけど。





なんか嫌で、ちょっとだけ離れた物件を選んだ。


























小さな子どもを嫌っていた私が、






なぜあの子たちを助けたのが








未だに不思議だなぁ。























でも、やっぱり育てたい。




そんな心が私にはあった。

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