第22話

悲しい報告…だが前を向こう…
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2019/01/14 17:37
手越「うーん…」
…朝が来てしまった……悲しみの朝……
俺は前までは朝が好きだったが今は正直好きではない……
起きて早々 いつもの部屋に飛ばされる…
みんな集まった瞬間…音が聞こえる……慶ちゃんの声だった……
「…先輩には先に行ってすいません…手越には…ポジティブさん NEWSの裏のリーダーさん リーダーらしくポジティブらしく……みんなを引っ張ってね しげには…しげのその素晴らしい頭脳で見つけてね しげの脳を柔らかくしたら…きっと行けるよ………ありがとう相棒…大好き 」
…………と……
そしてしげは声を上げる
加藤「……今の…なんだよ…………おい!ブラック!!」
ブラック「おっと…うっかり流れちゃった…これの事知りたい?」
加藤「当たり前だ…」
ブラック「彼は死んだよ…自殺した」
相葉「!?」
大野「……嘘だろ」
手越「えっ……」
俺らも勿論ショックを受けた…だが1番ショックを受けたのは……
加藤「嘘だ…小山さんが……小山さんが…」
しげだった…………

無理もないだろう…
しげと慶ちゃんはシンメと言われるくらい仲が良く…しげは特に慶ちゃんを尊敬していたから……
加藤「…もぉ……嫌だ…仲間やメンバーが消えてくのは……もぉ……嫌だ…」
今まで我慢してたのかしげが弱い言葉を放つ……
相葉「……気持ちもわかる…大丈夫だから……」
相葉くんがしげの背中をさすった…
加藤「……ねぇ相葉くん…」
相葉「うん?」
加藤「その背中の手を…もうちょっと上にあげて…首とか……ギュッてしちゃってよ……」
しげは小さい声でそう言う…
だが相葉くんは……
相葉「何言ってんだよ…しげ…松潤の言葉…シゲも聞いたよね? なんで…死のうとするんだよ…」
加藤「…………」
相葉「俺はやらない…しげ……やるんなら…自分でやって……」
と切り捨ててしまう…

しげは震えた手を首に持っていく…
………………だが…
加藤「……あぁ…あ…怖い…」
とまた震え出す…
手越「……しげ…」
俺はしげが自殺をやめてくれた瞬間…そっと抱きしめた…
加藤「手越…手越…俺ら……弟組で…ブラック倒せるかな……?」
大野「……大丈夫だよ…NEWSのお兄役割の2人が居なくなっちゃったけど…俺らが居るから……だから……大丈夫…」
俺は静かに抱きしめ…大野くんが励まし…相葉くんが手をそっと握った……
しげは安心したのか涙を拭いた…
およ?これ…強いけっぺきなんじゃないのか?
…この4人ならきっと大丈夫だな……

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