プルルルル プルルルル
静かな職員室に鳴り響く電話の音
今日は二学期が始まって約二週間が経過した日曜日
休日なので生徒はおろか教師も雫月しか居ない
急いで駆け寄って電話をとる雫月
〜 交番 〜
奥の部屋にはパンイチ姿の晴明がソファに座っていた
奥から山崎さんが現れる
今までの経緯を説明中.....
迷子を見つけたので交番まで連れて行ったら
その子に晴明と佐野くんが足に手錠を付けられた
で、その時にテケテケっていう強盗犯が現れちゃって
ふたりは二人三脚でソイツを追い詰めて捕まえた
ひとりで答えを出して納得する雫月
山崎さんは書類を雫月に手渡す
鳩尾あたりを触りながら言う
サインを書いた書類を山崎さんに渡す
トタトタトタ
トタトタトタ 雫月は学園に向かって歩き出す
〜 学園の職員室〜
誰も居ない職員室を見渡す
鼻歌を歌う雫月
後ろで腕を組みながら机の周りをグルグル回って
先生達の名前を呼んでいく
セーラー大好き問題児くん
真面目キャラを最近忘れてるメガネくん
お酒が入ると破壊神になる寂しがり屋くん
私の"お友達"でたまに問題を起こす困った人達
私を怖がらず、普通に接してくれる
ふたりとも、私を怖がってる
職員室の中でもあまり近付かないようにしている
私が近付いたらふたりはきっと怖がるから
そう言うと雫月は自分の席に戻ろうとする
自分の席に戻る途中で、
雫月の机の近くに見覚えのない机があった
机の上は片付いており何もなかった
そう言って雫月は自分の席に戻り
溜まった仕事を片付けるために作業を再開した


















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。