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第1話

Prolog
2,549
2023/09/15 10:00 更新


2018年 11月

僕のデビューは白紙になった




今回の君のデビューを取り消しさせてもらう。すまないね




何がいけなかったんだ?



僕は月末評価で毎回1位だった

毎日の睡眠時間は2時間で、それ以外はほぼずっと練習していた

靴の底がすり減るほど踊って、月1で靴は使えなくなった


僕が練習生の中でいちばんデビューするべき人材だと心の底から思った。


4ヶ月後、僕以外のメンバーがデビューした

ステージの上できらきら輝いて、歌って踊る5人を見て羨ましかった

僕の白紙が決まってからは、この5人とは会わないようにしている、きっと僕は妬んでしまう気がするから。
あなた
僕もここにいたはずなのに



それから4年

いつもと変わらず練習をしてきたが僕にデビューの機会は訪れてこなかった

月末評価は相変わらず1位だ


この事務所は僕をデビューさせたくないのだろうか

そろそろこの事務所をでて、他の事務所へ行くべきかもな、



そう考えていたとき、僕は社長に呼び出された


あなた
(デビューしねぇし出て行けって言われるかもな、白紙にしたのはあんただろっての)


重い足取りで社長室に向かった

ここは僕のデビューが白紙と伝えられた部屋で、思い出したくないからあまり入りたくない


そう考えながら扉を開けた





社長は僕に1枚の紙を渡してきた
あなた、オーディション番組に出てみないか?
そこには boys planet と書かれていた

10人のデビュー組を決めるオーディション番組
あなた
boysplanet…
お前のその実力なら、デビューできると思うんだ
どうだ?出てみないか?

僕はここで輝けるのだろうか


主催はMネだ、悪編されるかもしれない






いや、せっかくだ。ここでキリをつけよう。
boys planetでデビューできなかったら僕はアイドルの夢を諦める
あなた
でます、boys planet !





これは、僕が輝くまでの物語



キムあなた
2001年 7月29日
181cm
ポジション ダンス
HYBE練習生

プリ小説オーディオドラマ