第12話

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2026/09/09 13:19 更新













   深夜2時。

   真っ暗な部屋の中で私は
   スマホを凝視していた。


   ステータスに新しい項目が増えてる。
   どうやらカメラで撮らなくても
   洗脳対象は勝手に増えていくらしい。








あなた
 急所がバイトって…… 









   核心を突きそうで突けない弱点。
   そもそも夕方の時も詰問したけど
   別に星導くん動揺してなかったしな…

   バイトの許可証もあるって言ってたし。








あなた
 えー、分かんないよー… 







   寝返りを打ちながらスマホを見つめる。

   元々頭の悪い私にとって
   考え事なんて拷問に等しい。

   広告見たら楽になるとか無いかな、無いか?

















   【広告を見れば何かが起こる!(1日3回まで)】








あなた
 あった。 







   スクロールして1番下、
   小さく、本当に小さい欄に書かれていた。

   でもこんなの、前にあったっけ?

   不思議に思いつつも私は迷いなくタップ。
   ノイズが走った後、広告が再生された。
   映ったのは見た事のある住宅路。




















   バイトからの帰り道、
   いつもより足取りが重かった。

   原因は分かる、分かってる。

   クラスメイトがバイト先に来たこと。
   もうちょっとで無断バイトがバレそうだった
   アホで単純だから疑われなかったけど。





hsrb
 …ほんっと厄日。 






   今日も出る予定じゃなかったし。

   先輩がドタキャンで代打で入って、
   1日くらいなら大丈夫。
   そうタカ括った結果がこれ。



   あの二人が来たって事実は消えないし、
   俺がバイトしてるって言いふらされたら。





hsrb
 ……何も考えない方がいっか。 







   気晴らしにゲームを開く。
   この前ゲームオーバーして止まってたやつ。

   【広告を見れば復活!】の文字が浮かぶ。
   今日は何故か、押したくなった。













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