凪誠士郎 『からくりピエロ』
あんまり恋愛要素詰めてません
凪くんとの待ち合わせは2時間前で
此処に独り
あなた:(それが答えでしょ )
街ゆく人 流れる雲
??:ねぇ、あの人ずっと同じとこに突っ立てるんだけど、、
??:それ、振られたんじゃね?
??:まじウケるw
僕のことを嘲笑ってた
この恋を諦めることなんて簡単で
……でも、とても困難で
あなた:君が僕の事を好いていない事なんて、
認めることで前に進めるのに
信じられなくて 信じたくなくて
あなた:凪くんの中できっと僕は道化師なんでしょ
Ah 回って 回って 回り疲れて
Ah 息が 息が切れたの
そう これが悲しい僕の末路だ
あなた:君に辿り着けないままで
僕のことなんて知らずに、僕を乗せて地球は回る
何も知らない顔して回る
1秒だけ呼吸を止めて
何も言えず立ちすくむ僕
あなた: …!めっちゃかっこいい、
それは偶然で そして運命で
××:え、あの御影とか言う御曹司?
あなた:んーん、そっちじゃないほう
それは偶然で そして運命で
あなた:こんな事になるくらいなら……
知らないほうが良いと知ってたのに
凪:君可愛いね
触れてしまったの 君の温もりに
その笑顔で その仕草で
僕が壊れてしまうから
ah... 回って 回って 回り疲れて
ah... 息が 息が 息が止まるの
あなた:あの凪くん、好きです
凪: ……ごめん。
あなた:おはよ〜
凪:うん。おはよ
君との関係が
凪:疲れたー、あなた玲王どうにかして〜、
君からの対応が変わって
あなた:ここどうやるの、、?????
凪:ん、ここはこうやる
君との日々が変わって
あなた:凪くん
凪:あなた
君との全てが変わってゆくのが
あなた: ………怖い 怖いだけなの
もうやめた
ここで君を待つのは
僕が壊れてしまうだけだ
Ah 回って 回って 回り疲れて
Ah 息が 息が止まるの
そう 今日から僕は君が望むピエロだ
もう、君が思うままに 操ってよ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。