第6話

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2025/02/19 12:30 更新
あれ、あなた……?
あなた
ん?
あなた
あ、芹!!
休日の午後,やることが無さすぎて海辺にある駐車場の木に寄りかかってうとうとしていると、後ろから声をかけられる。
少し高めの篭った声と,真っ白の上にピンクのパーカーと黒の上着、そう868の服を来ている人。


芹沢 ヤニ


しびらく868とは会ってなかったなー,と思いながら、重たい体を持ち上げ,芹の元へ歩こうとする。
sr
sr
ア、!
あなた
え、な、なに…?
はっと、声を出す芹に、私の動きが止まる。
そんなことも気にせず,芹はわっせ、わっせと私の隣にやって来てすとん、と同じ木に寄りかかるように座る。
あなた
…?
sr
sr
んふ、
sr
sr
あなたのひらがなでのよこ!
まだわからない私に,くすりと悪戯っ子っぽく笑い,少し大きな声を出す芹に、ほんとに子どもだなー,なんて思う。






あなた
芹?
sr
sr
んー?
あなた
最近どう?
同じ木にもたれ、同じ海をみながら雑談をする。

868とは、彼らが街に来た少し後に出会った。初めはただの友達って感じだったけど、彼らが猟兵業を始めてから,私とギャングとの関係を詳しく知り、ギャング設立まで、否、ギャング設立後もこうして雑談などをしながら相談に乗ったり,物資を渡したりすることが多かった。

芹はメンバーに内緒で相談とかがよくあったから1番仲がよくて、弟みたいな感じだ。

芹曰く,わたしのほうが年下らしいけどね。
sr
sr
んー、だいぶ良くなって来てるよ!
あなた
あ、ほんと?まぁ、確かに安定して来たよね。
sr
sr
うん!新しい人も増えたし……
あなた
あえ、そうなの?
sr
sr
ボス以外に4人いるよ!!
あなた
えー、早いね
sr
sr
ふふん!
868が複数人BOSSだってことも多分1番早く知ったと思う。彼らが猟兵に慣れて来た頃、ギャングじゃない頼れる人って感じで複数人BOSSでギャングを作るつもり,と聞いた。まだそのときは前例がなく,迷っていたけど結局はみんなでやることになったときは何かとお似合いかもな,なんて思ったりした
sr
sr
あなたはどんな感じ…?
あなた
うーん、変わらず,かなぁ 笑
sr
sr
そっかぁ
sr
sr
ん?、
芹の無線から声が聞こえる。
なんかする予定だったのなら邪魔しちゃったかな、と考えるが,いやいや、芹から来たもんね!とすぐに考え方を変える
sr
sr
[今あなたと海辺のガレージいるよ]
sr
sr
[え、笑]
sr
sr
[はーい]
あなた
予定入っちゃった…?
"帰ってきて"とかの無線かな、と思ったため,もう帰っちゃうのか、と思いながらもしかしたら違うかも,と言う希望を持ち話しかける.
sr
sr
違う違う 笑
sr
sr
そんなしゅんってしないで?
あなた
違うの?よかったぁ!!
あなた
って、しゅんってしてないし!
sr
sr
いや,今のはしてたよ 笑笑
違うことに喜んだのは束の間で,した、してない論争に入る。
こっちは真剣なのに芹はずっと半笑いなのが許せない……
…わっ!!
あなた
…わぁ、
あれ、思ったより驚いてないんだけど?
あなた
びっくりしすぎて声が出なかっただけ! 笑
ほんとはヘリで来てたから音で気付いてたけど気付いてないことにしてあげた。
さすがにぬるいわ、夕コ。
yuk
yuk
お前なら大絶叫だっただろ?レダー。
ld
ld
うるせ〜。
夕コの後ろからレダーの声が聞こえ、軽い言い合いが始まる。
ずっと868を見てきた身からするとこのぐらいなんてただの日常会話でしかないので芹と2人で呑気にくすくすと笑っていた。
芹沢 ヤニ



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