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第7話

私は
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2026/04/15 21:30 更新






皆が席につく。

………ムルは浮いたままだけれど。





真木晶
──それでは改めて。
はじめまして。異界から賢者として召喚されました、真木晶といいます。
真木晶
───そして、




容姿を前世──北の大魔女、あなたのものへと変える。



私のことを知らない二人が驚く。









あなた
──お久しぶりです。スノウ様、ホワイト様。
あなた
オズ、シャイロック、ムル、ブラッドリー。久しぶりね。




満面の笑みをたたえる。








スノウ&ホワイト
あなたちゃん!


双子のお師匠様が飛びついてくる。




シャイロック
またお会いすることができて喜ばしい限りです。



妖しく微笑む。




ムル
久しぶり!
本当にこの世界は不思議がいっぱい!





宙を舞いながら顔いっぱいに笑みを浮かべる。





ブラッドリー
おい、マジかよ……





驚きの表情を浮かべるが、その声には楽しげな色が混じっている。





オズはあいも変わらず無表情のままだが、その眉が僅かに動いている。




カインとヒースクリフの二人は、何がなんだか分からない、という顔になっている。





あなた
今から、順を追って説明します。
カイン、ヒースクリフ、よく聞いておいてください。





カイン
あ、あぁ……
ヒースクリフ
っはい…!





あなた
────私には、前世の記憶があります。
あなた
私の前世は、
────この世界の北の魔女、あなたです。




二人の困惑の声が重なる。





あなた
私はもともと、賢者の魔法使いの一人でした。
あなた
そして、〈大いなる厄災〉との戦いで石になり、異世界に転生しました。
その時の名前が、真木晶です。





そう。私は〈大いなる厄災〉との戦いで石になった。その一年だけ、異常に厄災の力が強くなったのだ。


その時の犠牲は私一人だけで済んだものの、今回の〈大いなる厄災〉はあの時よりも遥かに力が強いようだ。





スノウ
なるほどのう。そうであったか。
ホワイト
それならば納得じゃの。
スノウ
そなたは死んだ。なぜ生きてこの場におるのか不思議じゃった。
ホワイト
今も不思議なことには変わらんがの。




双子はそう言って、ほほほ、と笑う。












オズ
……あなた。魔法は使えるのか。





ずっと黙ったままだったオズが声を出す。


あなた
そうね、この世界に戻って来てから、魔力も戻ってきているわ。けれど、まだ三分の一くらいの力しか出せないわね。






あなた
……《あなたの夢主の呪文》



ポワァァ…………サアァァ…………






そう言って、魔法舎全体に加護と祝福の魔法をかける。






カイン
本当に、魔女なんだな………



カインとヒースクリフがまた驚く。






あなた
ええ。
その事なのだけれど、私が魔女だということは人間たちには黙っておいてくれる?
カイン
?、なんでだ?
あなた
いろいろと面倒だからよ。
考えてみて。賢者が魔女、それも、あの北の魔女だと知られたらどうなると思う?





カイン
っそれは……



彼に非などないというのに、悲しそうな、申し訳なさそうな顔になる。




あなた
だから私のことは「真木晶」か「賢者」と呼んで。
あとは好きな呼び方でいいわ。




スノウ&ホワイト
あなたちゃん!
シャイロック
あなた様。
ムル
あなた!
ブラッドリー
あなた。




カイン
あーー、あなた様……?
ヒースクリフ
えっと、あなた様……?


カインとヒースクリフは戸惑いながら言う。

あなた
ふふ、敬称はなくてもいいわよ?敬語もね。
気楽な喋り方でどうぞ。



カイン
そうか?助かる!敬語は苦手なんだ。
ヒースクリフ
えっと、俺は……




あなた
敬語のほうが喋りやすいならそれでもいいわよ?
シャイロックも敬語よ。



ヒースクリフ
あ、ありがとうございます…



あなた
(可愛い。
確か、東の魔法使いと言っていたわよね。人見知りなのかしら。)



そんな事を思っていると、突然オズが立ち上がり、扉のほうへ向かう。



あなた
オズ?



オズ
……私の務めは果たした。
カイン
待ってくれ!来年の〈大いなる厄災〉との戦いに向けて、俺たちと話し合わないか?



それから、二人は言い合いを始める。
どうやら、カインは〈大いなる厄災〉との戦いに向けて、賢者の魔法使い全員で共同生活をしよう、と言っているようだ。
だが、オズは反対し、そのまま帰ろうとする。







あなた
オズ。後日会いに行くわ。




彼はこちらを一瞥すると、帰っていった。



とりあえず書いてたのはここまで

気が向いたら続くかも

次のチャプターにここまでで書けなかった設定とかまとめて載せる予定

ここまで見てくれた人、本当にありがとうございました!

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