スタッフ 「 ... でね 、ここの構成が変更して 」
スタッフ 「 それでお願いしたい ! あともう1つ ... 」
構成スタッフさんとの
ステージ変更点の打ち合わせの最中
ダダッ
ギュッ
飼い主を見つけた犬のように駆け寄ってきて
ギュッと抱きつくみち 。
みちは 、駄々っ子 。
1度決めたことは揺るがない 。
スタッフ 「 大好きなんだねあなたちゃんが
それなら道枝くんここに居ていいよ ! 」
優しいスタッフさんのお陰で
みちが隣に居ても良いと許しを貰った 。
みちは嬉しそうに隣に座って私の手をにぎにぎ遊ぶ 。
パシッと軽く頭を叩くも
嬉しそうにニコニコしているだけ 。
スタッフ 「 ふふ 、仲良いんだね 」
スタッフ 「 多分 、この衣装がここに来て ... 」
あれから数十分で打ち合わせが終わり
スタッフさんたちは会議室を出て行った 。
まだ 、しっかり握られている手を
ブンブン振りながら嬉しそうなみち 。
手を離したかと思えばバッと大きな両手を広げる 。
みちは基本甘えたがりで
“ ぎゅーして ” なんて口癖のようになってる 。
そんなみちが可愛いから 、毎回抱きしめるけど
今日は違う
しない と言った瞬間 、笑顔からシュッと眉が下がる 。
グループが結成して仲良くなっていく中
みちだけは私の隣から離れず
誰とも仲良くしようとしなかった 。
まだ懲りずに手を広げるみち 。
椅子から立ち上がり
ドアの方へ行こうとした瞬間
グイッ
ギュッ
顔は可愛いのに力は強くて
腕の中から抜け出すことができない 。
腕から抜け出すことに気を取られていると
首をガブッと噛まれた 。
バッとみちの方を見ると二ヤッと笑いながら















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!