村上宅・中
と めめにソファに座るように促した
めめは頷きながら遠慮がちに腰をかけた
沈黙
お互いに何をする訳でもない空間が気まずくなり冷蔵庫を開ける
冷蔵庫に入ってた缶ビールを2つ手に取り
めめに缶ビールを1つ差し出す
俺はビールを飲みながら めめの視界から外れたところに移動して
俺がめめに話しかけても当たり前に声は届いていない
気づかない
何回呼びかけても気づかないめめ
そんなめめの背中を見て思わず泣きそうになる
少しの間があって 俺の方へ振り向くめめ
俺の今にも泣き出しそうな顔を見て 心配になったのか
めめは立ち上がった
そんなめめをまっすぐ見て声で話し続ける
めめへの想いを話してるうちに涙が堪えられず
泣いてしまった
俺の思いとは裏腹に何を言われてるのか分からんめめは
ただじっと俺の顔を見ていた
ガチャ
慌てた様子で入ってきたあなたにはこの状況が理解出来ず
ラウールが声をかけてくれたけど
今は話す気にもなれず1人で部屋を出ていってしまった
ラウール 目黒と2人は気まずいと思い
と言ったけど 姉ちゃんはすぐに康二くんを追いかけて行ったから 結局2人きりになってしまった
今更だけど康二くんめめと同い年って言う設定です

















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!