なんでこうなったんだろうか、
頭に浮かぶのは他人の精液でぐちゃぐちゃになった
すんみなの姿だけで、、、
俺がヤろうとしたとき、
すんみなは抵抗して、嫌がって、泣いた
そんなに他人が良かった、?
俺が暴力を奮ってきたからだ、
俺が暴言ばかり吐いたからだ、
俺が玩具のように扱ったから、
本当に玩具のようになってしまったんだ…
悔しさ、怒り、罪悪感、喪失感が自分を潰そうとしてくる
あんなことが起きてから、
すんみなとは会ってないし、あの美術室にも行けていない
今頃何してるんだろうかとか、昔のことばかり思い出すけど
いざ会いに行く勇気はない
かける言葉も見つからないし、怖くてたまらない
今更俺があいつに何をしてやれる
散々ひどい扱いをしておいて、
やっと俺から解放されたすんみなには不必要なことだ
ひどい扱いをしてきた俺が、、、
こんなにも会いたいと思うのは大罪だよな
もう声が出なかった
何を言おうとしたのかも分からない
ただ好きという気持ちに押し出された言葉だった
すんみなの前では好きだなんて言えなくて、
気持ちを認めたくなくて
自分に教え込ませるために暴力や暴言を繰り返した
でも、、、この気持ちは消えなかった
むしろ罪の重さを表すくらい、
倍になって返ってきた
好きで好きでたまらないのに、、
ただただ苦しくて一人でもがくしかなかった
誰もいない屋上で風を受けながら考える
俺はすんみなさえ居ればいい
すんみなしか必要ない
すんみなに必要とされてない俺は…
もう必要ない
いっそのこと飛び降りてしまおうか
フェンスに手をかけて下を見下ろすと
活動を終えた部活生が道具の片付けをしていた
真面目に生きている人の邪魔をしてはいけない気がした
なんとなく、そんな気分だった
今俺が飛び降りても、、、
死ぬときまで人に迷惑をかける奴って成仏させてもらえないかもな
成仏させてもらえずまたここで苦しむなら死ぬ意味がない…
そんなパボなことを考えながら学校の階段を降りた
好きな人に自分の身体を売られるってどんな気分だろ
なんだか全部他人事みたいに思えた
何を期待してたんだろ
一生懸命媚びて、少しでもじなの近くにいたくて…
少しでもじなに何かしてあげたくて…
少しでもじなに自分を見てほしくて…
少しでも、、っ、、、
もう流しきって今更涙なんて出ない乾いた目をこすりながら一人廊下を歩く
じなに必要とされなくなった以上、
僕が存在する意味ってなんだろ
そもそも今まで必要とされてたかも分かんないのに
僕ってこんなに依存してたんだな
気づけば自分の足は屋上に向かっていた
階段を1段1段踏みしめながら
自らの心と最後の会話をする
思っていたより落ち着いてるみたいだ
何も思い残すことはない
じなには好きって伝えたし、、
あーでも、ちゃんと伝わってたのかな、
伝わってなかったところでどうなるの
何も変わりやしない、
伝わってても、伝わってなくても
じにの気持ちが僕に向いてない以上結果は同じだ
この期に及んでまだ期待してる僕…馬鹿らしいなほんと
最後に話したのいつだっけ、
死ぬときはじなの顔見て死にたかったんだけどなあ
会いたいな、、
すごく遠いところからちらっと見える程度でもいい
じなの顔が見たい…
どうせ死ぬんだから最期に我儘言わせてよ
見るだけでいいんだから、、、
そしたら大人しく死んでやるさ
屋上までの最後の階についたとき、
次の階段の上にひょんじながいた
あーー、ほんとに神様っているのかもしれない
僕にこんな鮮明なじにの顔を見せてくれるなんて
これで潔く死ねるし、死んだあとも彷徨わなくてよさそうだ
ありがとう神様
…………な
すん…な、!
すんみな、!
思いつくままに、すんじにの世界観にのめり込んで(?)書いたらこんな感じになりました















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。