ボーダーでの報告が終わると悠くんから連絡があった。
迅「紹介したい人が居るから今日玉狛に来て欲
しい」
花凜「おっけー」
と、連絡し、こう達と別れて玉狛へ向かう
もう学校も終わってる時間だ。
報告はそんなに時間がかからないが、生徒の
記憶処理などの仕事が沢山あった。
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玉狛
花凜「ただいま~!」
他「おかえり~」
迅「お、来たな」
花凜「紹介したい人って?」
迅「この子達だよ。3人とも自己紹介してくれ
る?」
三雲「初めまして、三雲修です。えっと、一応
ボーダーのC級です。」
雨取「は、はじめまして、雨取千佳です、よ、
よろしくおねがいします、」
空閑「ハジメマシテ♦空閑遊真です。どうぞよ
ろしく♦」
迅「小南、京介、レイジさんにはそれぞれ師匠
になってもらおうと思ってる」
小南「はぁ?勝手に決めないでよ、迅!嫌よ」
烏丸「まぁまぁ、迅さんが言うんだからなんか
あるんじゃないすか?」
木崎「俺は別に構わん」
花凜「私は?」
迅「花凜には他に頼みたい事がある」
花凜「なに?」
迅「んー、、後でな」
小南「暗躍でしょ、どうせ」
迅「んー?どーかなー?ふふっ、」
小南「ほんと趣味悪いわね」
結局遊真くんに小南、修くんにとりまる(烏丸)、千佳ちゃんにレイジさんがついた。
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花凜「千佳ちゃんはほんとに戦うの?
オペレーターじゃなくて平気?」
千佳「はい、大丈夫です、」
レイジ「こんなにトリオンあるなら戦わないと
勿体無い」
花凜「むー、でもさー、」
千佳「いえ、戦いたいんです。私が」
花凜「ん?なんで?」
千佳「私、兄さんを探したくて、、遊真くんが
近界民にさらわれた人はあっちの世界で
生かされてるかもしれないって、、」
花凜「、!」
迅「!、、かりn」
花凜「ねぇ!それ詳しく!」
千佳「ビクッ、えっと、詳しくはちょっと、遊真
くんに聞かないと、、」
花凜「遊真!!」
タタタタタタタ、
2階から遊真が降りて来た
花凜「ねぇ!詳しく!近界民にさらわれた人が
生かされてるって!どういう事!?」
空閑「フム?花凜先輩は誰か攫われたのか?」
花凜「いいから!せ、つ、め、い!!!」
空閑「ウ、ウム、えっと、攫われた人は捕虜とかト
リオンが多ければ兵士として生かされて
いる事がある。可能性は低いが、」
空閑「まぁ、国によるが」
レプリカ「少なくとも私達の国ではそうだっ
た。」
レプリカとは遊真の持っている相棒?のトリオン兵だ。そう言っても敵ではない。
花凜「悠くん!!なら!なら、、とうさんは、」
迅「、、花凜、、、」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!