第3話

2話
56
2024/06/02 15:34
主様
主様
天使狩り…?
主様
主様
なんだか怖そう…
ベリアン
ベリアン
ご安心ください。
実際に戦うのは私達です。
ベリアン
ベリアン
ですが、主様がいないと力が発揮できないのです。
主様
主様
そんな急に言われても…
ハウレス
ハウレス
ロノ、今回はお前が行ってこい。
ロノ
ロノ
はあ?!マジかよ…。
なんで俺が…。
ハウレス
ハウレス
じゃあ、お前にはホールの壁を塗り直す仕事を頼むとするか。
ロノ
ロノ
わかったよ。
やればいいんだろ?
ベリアン
ベリアン
あ、ユリナさんもですからね?
ユリナ・スカーレ
ユリナ・スカーレ
え?ロノ1人で足りますよね?
絶対に行きたくないんですが…。
ベリアン
ベリアン
…先程割ったお皿、グラス、その他もろもろ…合計…
ユリナ・スカーレ
ユリナ・スカーレ
ユリナ・スカーレ
ユリナ・スカーレ
ロノ、行くぞ。
ロノ
ロノ
いや何個割ってんだよ。
ユリナ・スカーレ
ユリナ・スカーレ
それでは、主様、参りましょう。(無視)
ハウレス
ハウレス
ロノ、主様に無礼のないようにな。
ロノ
ロノ
分かってるよ!
屋敷の看板には「Devil's Palace」と書かれている。
ロノ
ロノ
そうだ、主様。
主様は天使との戦いは初めてでしょうし。
ロノ
ロノ
天使と戦う時の基本を話ておいた方がいいですね。
ユリナ・スカーレ
ユリナ・スカーレ
まず、天使と戦うためには、魔道服を着なくてはなりません。
主様
主様
魔道服?
ユリナ・スカーレ
ユリナ・スカーレ
はい。
魔道服とは唯一天使に立ち向かうことの出来る道具です。
ユリナ・スカーレ
ユリナ・スカーレ
ちなみに、私が着ているメイド服やロノの着ている燕尾服とかも魔道服ですね。
主様
主様
へ、へぇ〜
ロノ
ロノ
ま、まあ!魔道服の話は後でゆっくりするとして…。
急ぎましょう!
ユリナ・スカーレ
ユリナ・スカーレ
ほら、いました。
あれが天使です。
指を指す方向を見ると、そこには何かが宙に浮いていた。
その何かは、白い翼をゆっくり羽ばたかせ…。
体からは美しい輝きを放っている。
ロノ
ロノ
天使の奴ら、何が目的か分かりませんが…。
突然空から現れては人間を襲うんです。
主様
主様
天使って強そう…
ユリナ・スカーレ
ユリナ・スカーレ
安心してください!魔道服の力を使って…
ユリナ・スカーレ
ユリナ・スカーレ
ロノが戦います!
ロノ
ロノ
いや、俺かよ!
主様
主様
魔道服の力?
ロノ
ロノ
はい!
そのためにはまず俺の力を解放してもらいます。
ロノ
ロノ
主様!この本をご覧下さい。
ページの中央に記号があるばずです。
ロノ
ロノ
その記号を指でなぞってください!
ロノ
ロノ
よし…。
次は書かれている文を読み上げてください。
主様
主様
「来たれ。闇の盟友よ。我は汝を召喚する。」
主様
主様
「ここに悪魔との契約により、ロノの力を解放せよ。」
次の瞬間、本に刻まれた記号が光出した。
ロノ
ロノ
ありがとうございます!これで力が解放されました!
ユリナ・スカーレ
ユリナ・スカーレ
主様、私の後ろへ。
ユリナ・スカーレ
ユリナ・スカーレ
あとは私達にお任せ下さい。
ユリナはどこから現れたのか疑ってしまうほどの大きな鎌を持ち、天使の方へ走っていった
ロノ
ロノ
俺を置いていくな!
ユリナ・スカーレ
ユリナ・スカーレ
私がお前の目の前に来たこと、公開するといい。
ズバッ…!
ユリナ・スカーレ
ユリナ・スカーレ
少々短くなってしまいました。
ユリナ・スカーレ
ユリナ・スカーレ
申し訳ございません
ユリナ・スカーレ
ユリナ・スカーレ
と、中の人が申していました。

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