あ 、 同じこと思ってた 。
薬屋さん は早い者勝ちと言わんばかりの早さで
頭を下げて入口の扉に向けて歩き出す 。
そんな 薬屋さん の進路に立ち塞がる 壬氏 。
丁度 薬屋さん からは 、 壬氏 の背に隠れて
私のことは見えていないらしい 。
キョトンと一拍おいた 薬屋さん は
直ぐに頭を下げて話し始めた 。
有無を言わせない 壬氏 の笑みは 、
我が " 片割れ " ながら確かに心底ウザいと思う 。
薬屋さん はその感情を隠すことなく
毛虫を見るような表情で 壬氏 のことを見ていた 。
… 聞いてた通り面白そうな子だな 。
壬氏 の背後から姿を現した私に
特に驚く様子もなく頭を下げる 猫猫 。
しっかり彼女の姿を見てみると
酷く痩せ気味で手首には包帯が巻いてある 。
… 何かあったのか ?
全身の毛が逆立つように飛び跳ねた 猫猫 は
私のことも 壬氏 を見るような目で見てきた 。
… え 、 普通に楽しい 。
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従者 … と言っていいのか分かりませんが 、
そこら辺は大目に見て頂きたいです すみません 🙇🏻♀️´-
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。