( さのじん … ? さんぱち … ? YJ … ? )
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< 靴箱 >
~ 柔 side ~
高校2年 、帰宅部 。
好きな人なんていらない 。
彼女もきっとできないまま高校を卒業するだろう 。
そう思っていた俺にも遂に青い春がやってきた 。
今挨拶してきたのは 、
同じクラスの 佐 野 勇 斗 。
まぁ 、恥ずかしながら俺の好きな人でもある 。
あ 、たかてぃー というのは学年一厳しいと言われている社会科担任のことだ 。
高木先生 → 高木teacher → たかぎてぃーちゃー → たかぎてぃー → たかてぃー
って感じだ(?)
吉 田 仁 人
俺たちとは違うクラスだけど 、勇ちゃんの幼馴染で勇ちゃんの … 好きな人 、だ 。
毎回タイミングよく仁ちゃんが来てしまう。
ほんと 、なんで 、こう … 仁ちゃんってタイミングいいのかな 、
そして 、またふたりの世界に入ってしまう 。
俺にはついていけないってば 、
気付いてよ …。
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< 教室 >
いっそのことあのふたりを応援してみるのもいいのかもしれない。
曽 野 舜 太
同じクラスで 、俺の唯一の大親友でもある 。
やっぱり 、凄いな舜ちゃんは 。
キーンコーンカーンコーン────────
こんなに優しいのに 、なんで俺は舜ちゃんじゃなくて勇ちゃんを好きになったのか 。
俺にも分からない。
でも俺は 、勇ちゃんが好きなんだ 。
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< 昼休み >
ほんとはもうわかってた 、
勇ちゃんがどれほど仁ちゃんのことがすきなのか 。
いつも 、仁ちゃんよりも勇ちゃんの隣にいる俺には勝ち目がないってことも 。
でも 、0.0001%という低すぎる確率でも 、俺はずっと勇ちゃんが好きなんだよ 。
いつになったら気付いてくれるの ?
俺を見つけた瞬間 、俺のとこに走ってきたあなたが好きで 、好きで好きで堪らなくて 。
でもあなたは今誰のことを 、見ているのか 。
そんなの全部 、最初からわかってたよ 。
なんで 、そんなに嬉しそうなの 。
勇ちゃんは仁ちゃんのどこがすき … なの ?
なんで 、俺じゃないの 、
俺が今、そんなことを考えてるうちにも勇ちゃんの仁ちゃんへの気持ちは多分、どんどん増えていくのだろう 。
だって … 俺がそうだから 。
今も 勇ちゃんへの気持ちは増えていくばかり 、
なのに勇ちゃんはそんな俺に気付かないで嬉しそうに笑っていた 。
『 その笑顔が俺に向けられた笑顔ならいいのに 』
なんて 、きっと一生叶わない願いだろう 。
仁ちゃんのとこなんて行かないで 、
ここにいてよ 、
そうやって口にした言葉とは裏腹にそんな最低なことばかり考えてしまう 。
でも俺は最初から勇ちゃんの幸せしか願ってないから 、
それがたとえ俺じゃなくても 、
ちゃんと最後は隠した想いが見つからないように横から背中押すから 。
だから 、仁ちゃんのこと
誰よりも幸せにしてあげて 。
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< 朝 >
~ 勇 side ~
教室に向かう前の階段を登っているとき 、
仁人がそう言ってきた 。
今日もほんっと 、かわいいな 。
仁人はいつも俺が1番聞きたくない話をしてくる 。
ねぇ 、仁人 。
俺が聞きたかったのはさ 、
好きな人 … の悪口でもなくて 、
仁人に褒められたくて 、久々にセットしてみた髪に気付いて 「 似合ってるよ 」 って言ってほしかった 。
でも俺は最初から 、仁人の幸せしか願ってないから …
それが俺じゃなくても 、
ちゃんと最後は隠した想いが見つからないように横から背中押すから 。
だから 、さ、?
仁人が柔太朗の方へ行く前に 、俺は仁人の腕を掴んだ 。
柔太朗のとこには 、行かないで 、
あーあ 、こんなに好きになる前にどこかで手は打てなかったのかな 、
でも俺が 、選んで 望んで 恋したんだから 。
叶わなくても 、気持ちが伝えられなくても …
こんな気持ちになれたことを大切にしたい 。
これが俺の本音 …だよ、
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仁人 …今何してんのかな ?
会いたい 、な …
教室から出ようとした瞬間 、誰かに声をかけられた 。
仁人 …だ 、
仁人から話しかけてくるなんて珍しい 。
そんなこと思ってた俺がばかみたいだ 、
そもそも 、俺に話しかけてきたわけではなかった 。
やっぱり 、そうだよな 。
仁人の隣は俺じゃだめなんだ 、
早く 、この叶わない恋が 終わりますように …。
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佐野さんごめんね😢💧
EBiDAN 短 編 集 #1 はさのじん 、? さんぱち 、? YJ 、? でした!(?)
そしてこちらは 短編集 ですので 、続きません 。
もしお時間がございましたら、上記にかかれてあるご自分のお好きなペアで続きを妄想してみるのも楽しいかもしれません🫣💞
今回は back number さんの 「 幸せ 」 という素晴らしすぎる歌の歌詞を使わせていただきました 。
不快に思われた方 、申し訳ございません
ですが 、今回は面白くかけたと思うのでぜひ最後まで見てくださったら嬉しいです🙏🏻💖
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今回は推し語りではございません👍🏻
でも だんえび おもろかったー!!!((
それよりも 、
私 …、関係者様がほしいなとおもいまして💭🩷
もしよければ 、仕方ないからなってあげてもいいよ って方募集します !
なってくださるって方は 旦那 以外ならなんでもいいのでコメントしてくださるとありがたいです🙌🏻💬
それでは 、また次回お会いしましょーう🫶🏻💗
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。