第25話

#21 魔法の現実
942
2024/11/06 13:53 更新



あれから数日。体も安定し始め、充分に生活できるように戻ってきた。



なかむ
…よし、全員揃ったね?



しかし、今私は多大なる緊張感に襲われている。

きっと、原因は先日のブギーマン。

あれだけ満身創痍の私にお咎めだろうか。









なかむ
あなたちゃん。
(なまえ)
あなた
は、はい…
なかむ
一先ず単刀直入にいうね。
なかむ
……君は先日、違法的な魔法を使用した為、
このまま「無事に生還おめでとう!」だけで済まされない事になった。
(なまえ)
あなた
…………いほう、まほう…







(なまえ)
あなた
違法魔法!?
シャークん
まだ教えてなかったな。
きりやん
これを機にしっかり教えると…





きりやん
魔法っていうのは、車を運転するのと同じように、法律で色々定められてる。
きりやん
一般的に使用していい範囲の魔法とか、
一切の魔法使用が禁じられてる区域とかね。
きりやん
で、君はそういう法律に逆らった魔法を使用してしまった訳。
(なまえ)
あなた
…………ば、罰金とか…懲役とか………ですか…???
きりやん
…………まぁ場合によっては。



場合によっては!?!?!?




シャークん
今回は魔の暴発っていう意識を保てなくなる、いわば病気みたいなもんだから、
そこまで重くねぇよ。
(なまえ)
あなた
重くない……ある事に変わりはないんですね…
シャークん
俺たちの監督不届きもあるし、あと、さっききりやんが言ってたろ。
(なまえ)
あなた
シャークん
魔法の法律は車を運転するのと同じ……
特殊な機器はそれなりの免許がいるのと同様に、魔法にも免許のようなものがある。
シャークん
今まで実践はしなかったろ?それはあなたがまだ魔法使用免許を持ってなかったから。
なかむ
つまり……










なかむ
君に、魔法使用免許を取ってもらう。








(なまえ)
あなた
…………めんきょ…
なかむ
見たほうが早いか。えっと……はい、これが俺の使用免許。




差し出された長方形のカードには、なかむさんの顔写真と生年月日などの情報が詰まっている。

そして、そのうちの一つに、【上級魔法術許可証】と書かれた部分があった。



なかむ
免許にも階級見たいのがあってね、そこらへんの説明は後々わかってくる。
スマイル
まず最初に取るべき免許……というか許可証?は、【魔法使用許可証】
スマイル
魔法使いになるにはその免許と試験合格表が必要。
(なまえ)
あなた
試験…?
きんとき
魔法使いになるためのね。
俺らの時は……



ぶるーく
森林の中から魔ウサギ100匹捕獲…
シャークん
と魔界鳥の羽根を取る。
きりやん
あとセイレーンの歌声をレコードに封印。

なかむ
………ま、まぁ…いい思い出……?
シャークん
あの後数日寝込んでた奴が何言ってんだ。
(なまえ)
あなた
寝込む!?
スマイル
シャークんもセイレーンの声聞いて海に溺れそうになった癖に。
(なまえ)
あなた
溺れる!?!?
シャークん
仕方ねぇだろ!そういう呪いの歌なんだからよぉ!





不安しかない………!!!






なかむ
と、とにかく…!魔法使用許可証を貰いに行くってこと!
なかむ
魔法使用許可証は、
管理者の下で法律に則った教養を許可する認証。
管理者は俺らがいるから、ここは普通に通れる!
きんとき
ま、兎にも角にも、今日は少し遠出することになる。
(なまえ)
あなた
遠出…?




なかむ
今から、“魔法国際連盟”に行くよ。













プリ小説オーディオドラマ