第19話

「透明な感情」—Tzuyu
173
2025/07/20 15:04 更新





Tzuyu
Tzuyu
んっ、
どこここ、すごい、自然がいっぱい。




Tzuyu
Tzuyu
ん?
誰かいる…
T
T
バター!カヤー!
え、私の犬と同じ、それになんか私に似てる?





Tzuyu
Tzuyu
あのっ、
T
T
Tzuyu
Tzuyu
今日って何年ですか?
T
T
ん?2030年だよ?
Tzuyu
Tzuyu
え、
てことは未来。そしてこの人は、私、?









未来の私は、ある海辺の町で一人暮らしをしていた。








ペットの犬を連れて、自然の中でゆっくりと呼吸をする日々。









静かで、穏やかで、何も起きないような日常。










だけどその表情は、なぜかとてもあたたかく見えた。
T
T
誰かと無理して話さなくていいよ
T
T
わかってくれる人だけ、そばにいればいい
そう言う未来の私に、私は思わず聞いた
Tzuyu
Tzuyu
私、あれでよかったのかな……あのとき、ちゃんと笑ってあげればよかった?怒ったほうが、わかってもらえた?

未来の私は、少し笑ってこう言った。
T
T
笑っても、怒っても、わかってもらえない時もあるよ。でもね、あなたが“本当にそうしたい”って思えた瞬間を、私は信じてる






ツウィはその言葉に、胸の奥がふっと軽くなるのを感じた。










“誰かにわかってもらうこと”ばかりを求めて、






“自分がどう感じているか”を置き去りにしていたことに気づいた。
Tzuyu
Tzuyu
ねえ、今でも一人が好き?
T
T
ううん。今は“一人でも大丈夫”になれたの















見えないけど、ちゃんとそこにある感情の温度。
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