《あなたside》
・・・・・・一週間後・・・・・・
それからジニくんとはほとんど顔を合わせなかった。
わたしが会社に全くいなかったからだ。
わたしがキャリアアップするために、どんどん仕事をするたびにジニくんには会えなくなる。
寂しいけど、ジニくんも頑張ってるからわたしも頑張らないと。最近は今までさせてもらえなかった仕事もたくさんしている。
そういえば、休みの日も合わなくてしばらく顔みてない。
今日土曜日か…
あ、音楽中心の日じゃん?15:30からだから…
見よう…顔見てなさすぎる…
ううう…やっぱりかっこいいな…
改めて、画面の中にいると彼は芸能人なんだと認識する。
あ、、マイクを持つ腕を見るとあのブレスレットがある。
嬉しい、収録中も付けててくれたんだ。
正直ずっと不安だったけど、こういうふうに見ると少し安心できる。
ちょっと連絡してみよう
~〜〜〜〜〜♪♪
すぐにジニくんから電話がかかってきた。
わたしが少し不安になってたのを気づいてくれたみたい。
こういうところもかっこいい。
そういって電話を切った。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。