今日も江戸はカンカンに晴れている。
先程寄った団子屋のおじさんによると、年々気温が上昇しているらしい。
それは、天人襲来以降江戸が急激に発展したからだそうだ。
「まったく余計なことをしてくれたわぃ。あ、お嬢ちゃん今のは秘密じゃよ。攘夷派と思われてブタ箱にぶちこまれちゃかなわんからな。はっはっはっはっ!!」
と言っていたけど、じょういはって何だろう?
私は頭の上で影を作っている紫色の傘を見つめ、
あまりの暑さにうんざりしながら再び歩き出そうとした。
そのとき、
『ドンッ!!!』
ちょうど脇の道から出てきた人とぶつかってしまった。
その人が手に持っていた棒アイスが地面に落ちる
─────寸前に何とか手を伸ばしてキャッチする。
見上げるとぶつかった人がこっちをニヤニヤしながら見ていた。
金髪をツンツン立たせたヘアスタイルで、
ピアスをじゃらじゃらつけた穴だらけの男だった。
なんか凄いうまいこと言ったみたいな顔してるけど、ぜんぜんうまくない⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅
私は自分が落としてしまった傘を拾ってさっさとその場を立ち去ろうとする。
『ガッ!』
ピアス男は私の傘の上に足を置いて行かせまいとする。
駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目
怒っちゃ駄目!!!
なんかこの男いちいちイライラするけど、絶対に怒っちゃ駄目だ!!
我慢我慢。弱い者いじめは絶対だめ。
道を歩いていく人達は、関わりたくないのか目を合わせてくれない。
自分でどうにかしなくちゃいけないけど、どうすれば⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅
もうこのピアス男、殴っちゃおうか?
もう、我慢の限界─────────
後から声がし、振り向くと銀髪の男性と眼鏡をかけた少年がこっちを見ていた。
今まで皆、目も合わせないように通り過ぎて行ったのに⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅
⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅何だか掴みどころが無い人だなぁ
助けに来てくれたのかと思ったけど、これじゃどっちがチンピラか分からない。
相手のペースにのまれている事に気がついた穴の男は思わず傘から足を離し、
銀さんと呼ばれていた男の方に詰め寄った。
穴の男が腕を振り上げる。
殴られる──────────
『ガッシャーン!!!』
飛んだ。
文字通りピアス男がとんでいった。
銀さんは木刀でホームランを打ったあとのような格好のまま、飛んでいったピアス男の方を眺めている。
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はじめまして!
読んで下さりありがとうございます☻☻
初めての小説なので至らぬ点が多いと思いますが、どうぞよろしくお願いします🙇🙇
なるべくキャラクターの性格通りにやっていこうと思いますが、ズレていたらすみません💦💦
私が沖田推しなので、多く出てくるかもしれません笑
更新は非常に遅めです。ごめんなさい。
何かアドバイスや指摘等があったらコメントでよろしくお願いします!!














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。