第9話

中野二乃編
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2022/04/26 05:40
俺が選ぶのは二乃だ

あいつの真っ直ぐさや姉妹を思う気持ちに惚れたんだろう

ほんとあいつの真っ直ぐさには頭が上がらない

俺を好きだって気づいてからはスキンシップや

俺に向けての言葉が変わっていったし

まぁバイト先で恥ずかしい事を言ってきたり

投げキッスするとは思ってなかったが

そんだけ俺を好きという気持ちが溢れているんだろう

いや 1番驚いたのは自分の父が居るのにキスしてきたことか

ほんと、バレたらどうするつもりだったんだよ…あいつは

俺とずっと会えなくなるとこだったぞ

そして姉妹思いなその性格

最初は姉妹を思うがゆえ反発されまくって大変だった

睡眠薬を飲まされたりもしたし

家を追い出され

それはめっちゃ大変だった

でも今は二乃がどれだけあいつらが好きか分かっているからか

そこまで怒ってない

むしろ可愛いものだ

あんだけ自分の姉妹を思えることは中々ないだろう

というか今思えばあいつ

「私はあんたを認めない。たとえそれであの子たちに嫌われようと」とか言ってたよな

あれ結局取り消しされたのか?

まぁいい

会った時に聞けばいい

早く会いに行ってやらないとな










上杉風太郎
よぉ 待たせたな
中野二乃
フー君!
上杉風太郎
驚かずにいつもどうりだな。お前は
中野二乃
ここに来たってことは、私を選んだのよね
上杉風太郎
急に話を戻すな…まぁそうだな
中野二乃
ふーん
上杉風太郎
なんだ?喜ばないのか
中野二乃
嬉しいわよ。でもフー君。私でいいの?
上杉風太郎
お前がいいから俺はここに来たんだが
急に何を言い出すんだ…こいつは
中野二乃
そう。なら
上杉風太郎
どうしたんだよにn
チュ
上杉風太郎
喋ってる間に急にs
チュ
上杉風太郎
話聞いてんのか
中野二乃
フー君が私を選んだんでしょ?だったらほんとにもう遠慮なくするわ
上杉風太郎
まて。一回
中野二乃
何でよ
上杉風太郎
いいから
中野二乃
わかったわよ
上杉風太郎
二乃。俺はお前が好きだ。だから俺と付き合ってくれ
中野二乃
何よ…急に改まって…こっちが恥ずかしいじゃない。返信なんてわかってるくせに聞くなんてイジワルね
上杉風太郎
そんな俺が嫌いか?
中野二乃
そんなことないわ。フー君がどんなに意地悪だろうと私はそんなフー君も好きよ。
上杉風太郎
そうか。ありがとう
中野二乃
それはこっちのセリフよ。選んでくれてありがと。フー君






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二乃はツン1割デレ9割ですかね
次は三玖です。

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