第25話

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2026/01/24 14:30 更新



“見てしまった”あの夕方から、胸の奥のざらつきが消えない。





ランニングを終えて寮に戻った俺は、シャワーを浴びても気分は晴れず、ソファに沈み込んだ。







hueningkai
hueningkai
なんか元気なくない?




最初に声をかけてきたのはやはりヒュニンだった。





ゲームを中断して、じっと俺の顔を覗き込む。






taehyun
taehyun
疲れただけ




そう言うけど、声のトーンが自分でも分かるほど弱かった。






すぐ横で服を畳んでいたボムギュヒョンが眉を寄せる。











beomgyu
beomgyu
本当?
beomgyu
beomgyu
ずっとため息ついてる







図星だった。





思い出すだけで胸がざわつく。




漢江の公園、オレンジ色の夕日。





あの子が、男と並んで歩いていた姿。





距離は近いし、笑い方も柔らかくて。






そして、その男があなたの下の名前に告白したってことも、表情でなんとなく分かってしまった。



   


taehyun
taehyun
いや、本当に何でもない






beomgyu
beomgyu
なんでもなくない顔してるけど?
hueningkai
hueningkai
明らかにモヤモヤしてるね





逃げ場がなくなった僕は、軽く頭をかきながらため息をついた。












ああ、ほんと何してんだろう。














嫉妬も不安も言えないまま、心はぐちゃぐちゃのまま。





夕方のあの光景が、頭から離れない。


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