目の前の人は、フード付きのマントみたいなものを身にまとっており、顔が見えない。しかし、あからさまにヤバそうな雰囲気してるのはわかる。
「聞きたいこと」っていうのもまともじゃなさそうだ。
仕切り直し。
仕切り直し。(Part2)
どう聞いたって嘘くさい。それにこんなあからさまな不審者に教えたら、自分たちはどうなるかわからない。
ヴィットーリオは俯いてなにかをつぶやき始めた。誰かと話してるみたいな間の取り方だ。
にゃぽんはこの前あなたの下の名前に対霊手榴弾投げつけられた経験を生かし、即座に耳をふさいだ。あいつならやる。遠慮なく投げる。有言実行精神の塊だもん。
あなたの下の名前は対霊手榴弾を投げた。…それと同時にヴィットーリオは、静かに短く何かを唱えた。
バァンッ!!!
爆発音を乗り越えたにゃぽんは、すぐにヴィットーリオを警戒して探す。が
すでにいなくなっている…。
ぼーっと床に座り込んでいたあなたの下の名前は、にゃぽんの声ではっとした。
そして、続けて不思議そうに言う。
にゃぽんは固まった。
あなたの下の名前はそんな様子に全く気づかないまま言った。
ダダダダダッ…と複数人の足音が聞こえた。
ナチスはソ連に無線を手渡して、敵の捜索に向かう2人(ロシア、ソ連)を見送った。
周りが大忙しで動いているため、今の状況わけわかめなのに指示出されずに放置されてるあなたの下の名前は、車屋で親が店の人と話し合ってる時間くらい暇になっていた。
ランドセルないから足取りが軽いなぁ。とか思いながら、あなたの下の名前は周りの人が向かってる方と反対方向──外の方に歩みを進めた。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。