僕はあの日アイツに会った
赤の他人だった筈の僕らが
まさか
世に言う__になるなんて
出会い話を日記にまとめた
それを話そう
僕はその日バイトの帰り道だった
もう空は黒く数々の白い光が散らばっている
本来は未成年は歩いていない時間帯
そんな時間帯に僕は歩いている
その理由はただたんにお金を貯める為だ
僕はお金を財布にしまい
ライトで点々と照らされる夜道を歩く
電気がついていない家や
電気がついている家など色々歩く度に見られる
ふと前を見ると
前から歩いてくる僕と同じくらいの青年
僕はそのまま通り過ぎようとした
だけれど
青年は話しかけてきた
僕は不意に
返事をしてしまった
それがこの話の始まりだった
⇒NEXT












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!