第3話

#0.5
212
2025/09/01 07:00 更新
寮の部屋に荷物を置き、ひと息つく間もなく、悟が顔を出した。
扉を勢いよく開け、軽い口調で言う。
五条 悟
はいはーい、新入生二人組!
さっそく任務だよー
黒崎 蓮
黒崎 蓮
……任務?
伏黒 恵
今日来たばっかりなんですけど
恵も悟と一緒に入ってきたらしく眉をひそめそう言った

そんな事はお構いなしに続ける
五条 悟
場所は宮城県の高校。そこに“特級呪物”が置きっぱなしになってる。
もちろん、宿儺の指
その名を聞いた瞬間、蓮の心臓が不自然に跳ねた。
宿儺……?
五条 悟
ま、回収するだけの簡単なお仕事だよ。
ただ、もし呪霊が寄ってきたら、遠慮なく祓っちゃって
蓮は静かに拳を握った。
胸の奥に、理由のわからないざわめきが広がっていく。
宿儺の名を聞くたびに、血の中の“何か”が騒ぐのだ。
五条 悟
じゃ、出発は今夜。準備しといてねー
伏黒 恵
簡単に言うな……
恵が低く吐き捨てた。
五条 悟
じゃ、よろしくー

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