下にミニお知らせあり♪♡
一粒のチョコをころっと口に含むと、
じわっ…と苦味が口いっぱいに広がる。
流石にブラックチョコレートは私の口には
合わないなと思い、ミルクチョコを買いに出た
また家に戻り、ミルクチョコを
大雑把にホットミルクに突っ込んだ。
ぼふっとソファに座り、ふーふーっと
ミルクを冷ましながらゆっくりと飲み込んだ。
あの人が好きなブラックチョコレートに
挑戦したけれど、私の口はまだお子ちゃまで。
私にはミルクチョコがお似合いだった。
人生初のバレンタインがまさか
社会人になってからとは思ってもいなかった。
それまで、友チョコも本命チョコも
何一つ作ってこなかった人生だったから。
ふんふんと鼻歌を混じえながら、
さっき私が食べるのを諦めた
ブラックチョコレートを湯煎にかけ、溶かす。
何も作るものを考えずに、行動へと
移ってしまったため慌てて調べて決めた。
初めてのお菓子作りとしては結構
よく出来たと自画自賛をしておく。
不器用ながらにラッピングを済ませ、
冷蔵庫へと放り込んだ。
すぐにベッドに飛び込むが、寝られない。
月明かりが差し込み、まだ残るチョコの
匂いがふんわり香る。ただそれだけの普通の日。
それなのに、初めて何かをすると
こんなにも気になって仕方がないのか。
ふと、体を動かしたくなり適当に
灰色の服を着て、扉を閉めると、まるで
静かな空間に放り込まれたかのような、
そんな感じがした。
東京と言いつつ、都会からは離れているので
道路を歩こうが迷惑にはならない。
寒い風が体に当たる中、私の足は止まらず
適当な方向へと進んでいた。
目の前には見慣れた人が一人。
ブランコに乗って"ぎこぎこ…"と音を立てていた。
名前がぽろりと零れると、彼女は
体を大きく跳ねて面白い驚きっぷりをみせた。
私の会社の上司であり、恋人のラテさん。
ここの近くには住んでいないため、
本来この公園にいるのがおかしいまである。
「 一人で出歩くなんて危ない! 」と
言われたが、出歩いているのは彼女もなので
軽く流していると、ラテさんが
ちょいちょいと手を出してほしそうにした。
不思議に思いながら手を差し出すと、
ころんと、小さなチョコレートが落ちた。
包みを開けると、少し不格好な
チョコレートが顔をのぞかせた。
と頬を赤らめながら言うラテさんは可愛いし、
私のために作ってくれた事実が嬉しかった。
この長い夜は、まだまだ続きそうだ。
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ちょいと謎作完成…🌀
友達にバレンタインチョコあげたし貰ったのに
今日がバレンタインと忘れてました…🙃
( 小説のことを忘れてました!なので1時間もない作品です )
予約投稿出来ていませんでした!!!😖💧
︎🌟0216ばーすでー企画︎🌟
・ 小説コンテスト
・ 「 Among Us. 🔞 」
・ 「 mmmr短編集 」できるだけ投稿!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。