2025:秋
親友ができた
それはある意味必然で
私はずっと友人としか見ていなかったから
君から
お前と俺は親友だろ
と言い切られたときは困惑した。
私でいいのか、
お前が恋してる❀に
気色悪いほどにつきまとう奴だぞ
お前は知らないだろうけど
3年前 ❀は自殺しかけて
他にも好きな人がたくさんいて
お前のことも一時期❀は好きだったんだぞ
あぁ、知ってるよ
それでオーケー出されて一時期付き合ってただろお前ら
周りに気づかれないように
一緒に帰らず、家帰ってから公園で待ち合わせとかして
話したりしてたんだろ
知ってるよ
全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部
❀から聞いた
こんな私と君は親友でいいのかな
そんな事言わないでよ
裏切られた時のことを考えちゃうじゃん
ほかの人と喋らないでよ
私だけを頼ってよ
あぁ、
やっぱり無理だ
私は人と関わっちゃダメだ
その人のことを愛したくなってしまうから
現実を見ると必要とされると
私はその子を愛でたくなるから
だから。
3次元で抱く[愛]はもうやめようと思った
2020:秋
君が好きだといったから
知らないゲームの実況も見た
君が面白いといったから
笑ってもらえるような話をした
君が楽しいといったから
一緒にいてもつまらなくない人になった
君が嬉しいしといったから
プレゼントは欠かさず用意した
君が苦しいといったから
その痛みを分けられる様な相手になった
それらはいつの間にか
私の一部になっています
知らないゲームをやってる人を好きになって
何時でもネタがある、周りを笑わせられるようになって
人の記念日を覚えるようになって
相手を思いやれるようになって
今の私があるのは
❀が私を頼ってくれるのは
君のおかげなんだ
2024:冬
君を好きだと言えなかったな











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。