不幸のゲージが満タンの時に無限のメモリー、インフィニティが現れるとラビリンス総統メビウスがそう告げたが、まさかシフォンちゃんがインフィニティだったなんて……私ドーナツ屋さんのバイトでずっと触ってたわ
インフィニティが現れるとメビウスの側近であるクラインさんがやってきて、インフィニティレーダーを渡して来て早速サウラーとウエスターが向かったのだが……
サウラーとウエスターが帰ってきたらインフィニティではなくクラインさんと同じメビウスの側近であるノーザさんが来た。
それなら最初から貴方が不幸のゲージをためてきてくださいよ……
ノーザさんが私に手渡したものは
まるでオリーブの実のような緑の球体だった
私はラビリンスの者じゃないですし
そういって宙に浮いてるようなコンパスを渡した
これ目立ちませんか?
しばらくしてコンパクトに縮めることができると分かった。でも全然現れないわねインフィニティ
それにノーザさんの話だとプリキュアにインフィニティを抑えるオルゴールがあるって言ってたけどそれのせいかしら?ラブ達の家や公園とかあの子達がいそうな場所に行ってみるがいなかった。どこにいるのよー
大輔
「あれ?唯じゃねえか!」
いきなり後ろから誰かに声をかけられて超驚いた
大輔
「だ、大丈夫か?唯?」
声をかけたのはラブのことが好きな大輔だった
大輔
「す、すまん……でも久しぶりだな。知らない間に辞めたってラブから聞いたんだ。もしかしてまた復帰するのか?」
ラブ達……ちゃんと言ってくれたのね
大輔
「へー、そうなんだな!」
何かしら…久しぶりに会ったせいなのか大輔がいつもと違う気がする…
大輔
「あれ!分かった!?」
えぇ、めちゃくちゃわかりやすいわ
大輔
「実はここだけの話なんですけど……」
大輔が耳元でこう囁いた
大輔
「実は健人の家に……プリキュアがいるんだ!」
その言葉にフリーズした
健人ってあの子よね、祈里のことが好きな……えっ、どうして健人の家にいるのよ?
大輔
「なんと特訓とか言ってたぜ。いやぁでもピーチさんに会えるなんて最高だった!……あっ、でも唯、このことはくれぐれも内緒に……っていない!?」
なんか1人の世界にいた大輔からワープした。なるほどね……まさか他所様の家とは盲点だったわ……特訓と言ったが相手はノーザさん?でも…ノーザさん以外にも新しい力があることを忘れてはいけない。とりあえず……
ありがとう大輔。ラブ達の居場所を教えてくれて
健人の家がお金持ちって聞いてたけど凄い家ね……エターナルといい勝負ね。さてとプリキュアはどこかしら……っと、いたいた……
地下にトレーニングジムって…
それになんだか…ギスギスしてるわね…
みゆきさん
「そう、勝手にすれば」
というかどうしてみゆきさんがいるの?あの人がコーチなの?
ピーチがダンスしようと誘うが……
これは、仲間割れのチャンスね
全(あなた以外)
「!?」
スゥ~
みゆきさん
「貴方は……!」
ピーチ・ベリー・パイン・パッション
「(あなたの名字さん)(あなた)!?」
みゆきさん
「なんで唯ちゃんが……!?」
みゆきさん驚いてるわね。
そういえば私が敵だってこと言ってなかったわね
ラビリンスの関係者というその時だった
シフォンちゃんがインフィニティになっちゃった
タルトはオルゴールみたいな物を開こうとするが開かないようね。
ちょっと嘘でしょ
ノーザさんからもらったソレワターセの実をダンベルに投げるとソレワターセの実が寄生するように取り込み、中央に赤い目をした化物が完成した
ピーチはインフィニティになったシフォンちゃんをみゆきさんに渡した。
ソレワターセとプリキュアが激突する
ピーチ・ベリー・パッション・パイン
「「「「きゃあああ!?」」」」
息が合わずにダンベルに当たる
連携がバラバラね……シフォンちゃんのことで頭がいっぱいなのね
もう一度全員で行くがまた連携が取れずにソレワターセにぶつかる
特訓ね……
ピーチ・ベリー・パイン・パッション
「「「「そんなことないッ!」」」」
プリキュアたちはそう言って開けた場所へ移動した
だがソレワターセは先回りしてプリキュアたちにダメージを与える
まさか最後が自滅とは…ん?
倒れているプリキュアたちを見ているとどこかから音楽が流れ始めた
みゆきさん
「皆何をしているの!唯ちゃんの言う通り今のあなた達は昔より弱いわ!だから思い出して!新生四つ葉のクローバーが結成したあの日を!」
音楽を流したのはみゆきさんだった
みゆきさん
「あの時皆の心が一つになったのよ。思い出して、ダンスは皆で踊る時に何がいちばん大切なのかを!」
みゆきさんが叫ぶとプリキュアたちは何かに気づいた
そしてみんなが立ち上がった
ピーチ・ベリー・パイン・パッション
「「「「シフォン!」」」」
その時だった。タルトの持っていたオルゴールみたいな箱が開き4つの光がプリキュアたちを輝かせた。
何が起きたの……?
ソレワターセが仕掛けるとパインとパッションが囮になって誘導した
そしてソレワターセが集中していると……
ピーチ・ベリー
「「はぁ!」」
ピーチとベリーがダンベルをパンチやキックで破壊した。というかダンベルって硬いのに痛くないのかしら?
だがダンベルはすぐに再生した
必殺技が平気ってノーザさんから聞いていたし
ピーチ・ベリー・パイン・パッション
「「「「負けない!」」」」
その時またプリキュアたちが光りだした
ピーチが手を挙げるとあのオルゴール……クローバーボックスがまた開いた
なにそれ!というかなんで全員クラウチングスタートの構えなの?
ピーチの掛け声と共に全員走り出した
パッションの手に赤色のハートが出現した
パッションが勢いよくパインにハートを投げてキャッチした
パインも掴むと同時に黄色のハートが出現し赤色のハートとくっつけた
そしてパインも同じようにベリーに投げる
ベリーも同じように青色のハートが出現し……
そして最後にピーチを投げる
4つのハートがクローバーの形になりピーチがソレワターセに向けてなげると巨大化し、各自の色のハートに乗った
そして巨大化したクローバーはソレワターセを包み込む
ピーチ・ベリー・パイン・パッション
「「「「ラッキークローバー・グランドフィナーレ!」」」」
そう全員が叫ぶとソレワターセは水晶に閉じ込められ浄化された
ノーザさんに報告しないとなぁ……
そう思い退散するのであった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。