私は力を振り絞って蘭に回し蹴りをする
反射神経も鈍っていたから、蘭にガードされた
ガッ
蘭は私の首を掴んで床に押付けた
竜胆はそう言って八戒に関節技を決める
蘭の首を掴む力がどんどん強くなっていく
息が、出来ない
視界がぼやける
その様子を半間と稀咲が眺めていた
そう言って半間はつまらなそうに足をぶらぶらさせた
私は抵抗する手に力が入らなくなってきた
手から力が抜け、床に落ちた時
プツン
アングリーの声に蘭が力を弛めた
アングリーは蘭と竜胆に近づく
私は目頭が熱くなってきたことを感じた
竜胆が再びアングリーに襲いかかる
ゾワッ
パンッ
、
ドサッ
竜胆が一撃で倒れた
ドゴンッッ
蘭さえ、一撃で倒されてしまった
アングリーはこちらに歩いてきた
アングリーはそう言って私に手を差し出した
モッチーが私とアングリーの間に割って入ってきた
ゴンッ





















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!