第3話

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4,699
2025/03/26 04:39 更新
※ 多分前の話通知行ってないので是非。2話見て(見て)


















~ 💜🐇 side ~









僕は基本的にFランクだから関わらないだとか、
気にしないタチだった 。

元々話したい!と思ったヤツには話しかける
し、僕自身この弱肉強食社会が大嫌いだったの
もある 。






Sランクだから、と期待される周りの目に晒さ
れ、学校では1人の時間がなかった 。







低ランクを虐めるようなコイツらとは関わりた
いと思わなかったからAランクのヤツを蹴っ飛
ばすと 、先生は何も言わなかった 。








だって " 強い奴が正義 " みたいな思考をして
いるからである 。







この魔法学校に来たからには1人で静かに生き
ることを決めた 。

関わるなら 、 低ランクの人と 。

そう思った先に出会ったのがいむくんだ 。









瞳の色が濃いものが強い、みたいな風習もあっ
たからか、その水色の瞳に惹れた 。









Fランクなのに 、 力強い水色の瞳 。

魔力を使わずに10階まで行ける運動能力 。






🐇
    ほんっま最高やわぁ … ♡    





__
   まあ落ち着けや変態    






その声にピクリと肩を震わす 。


…… 後援の僕の魔力探知を掻い潜ってきたとす
れば 、 コイツは相等 " できる " 部類や 。






🐇
   なんやねん 、 今イイところなんに    






しかも人間を変態呼ばわりと失敬な … なんて僕
の言葉を無視し 、 その悪魔は話し始める 。








__
    なあ 、 俺と取り引きしようや    




🐇
    取り引きぃ ?     





なんのために、と言いながら相手の見た目をじ
っくりと見る 。

魔力量は人間のSランクが妥当、だが筋肉の付
き方から見てパワー系 。瞳の色もパステルカラ
ーの黄色で濃く強い 。


相手として申し分無し 。





__
    俺もお前もあの水色を狙っとるやろ。だがお前は人間や 、契約だとかできない






🐇
     … 何が言いたい ?   








__
   ア" 〜 、 俺言葉にすんの嫌いやねん 。 察してくれや





🐇
   はぁ ? んな無茶な ……    





そんなことをごねると目の前の長髪は黄色い目
を強く光らせる 。


普通のSランクならこの光だけで気を失うだろ
うが、僕はそこらの雑魚ではない 。






__
    まぁそんなこと言うなや。お前ならできるやろ?





まぁ確かに 、 と頷く 。


そんな無茶なことだって、この瞳があれば全て
解決出来てしまう問題だ 。




だが、少し瞳の目を薄くしていたつもりだった
がまさか力を見抜かれるとは 、 なんて心の中
で話しながら心を読む 。









🐇
    ___ うん 。 まぁ 、 わかった    
🐇
   取り引きしてやってもええで 、 "悠佑さん "   








自身の名前を知っていることに驚いたのか、黄
色い瞳を揺らす 。







💛
   へぇ 、 記憶読みもできるん ? 想像以上やな







ただなぁ、と目を細めて考えるような素振りを
見せながらも、こちらに目を向ける 。







💛
     この取り引き内容やとお前が時間残り僅かで悪魔を探す羽目になってまうなぁ?
💛
    果たして、お前にそんなことが可能なんかな ?






ピクリ、と肩を震わせる 。


分かっている 、 これは挑発だ 。 もちろん分か
っているが 、人間の本能というものは煩わし
く、時に気持ちがいいぐらい脳死判断をする 。







🐇
    っは 、 上等 。     












~ 💎🦊 side ~


全速力で走っている。そのはずなのに追いつかれ
るのは 、 やはり僕がFランクであり 、 その悪魔
が強いことを示しているに等しいだろう 。


しかもニコニコしながら追いついてくるのがム
カつく 。



僕がさらにスピードを上げると 、 悪魔は目を
見開く 。






__
   へえ ! 君凄いね ! 俺と契約しよ    
うよ 〜 !






一瞬 、 何を言っているのかが分からなかった


なんだ ? ケイヤク ? ケイヤクって ……


いやいや 、 ないない 。
たかだか追いかけっこでスピードを上げた程
度 、 その程度で簡単に契約を持ちかけるなんて …



だってこれは悪魔にとっても人生を掛けた話 、
しかも相手はかなり強い部類に入る悪魔だ 。相
手なんて腐るほど居るだろう。


何か騙されているのでは ? と思い 、 相手をじ
っと見つめるとニコニコしているだけで何も分
からない 。





__
    あ、そういえば自己紹介がまだたた ? ごめんごめん !





いやそういう訳ではないのですが。という僕の
言葉をしれっとスルーし 、 口を開く 。






💗
    俺の名前は"ナイコ " ! 気軽にないちゃんって読んで 〜





自分より高位の存在からの「やって」は命令
だ 。

ただそう呼ぶと不敬にはならないだろうか。と
いう僕の思考をかき消すかのように桃色の瞳が
輝いた 。


攻撃でもされたらマズイ 。 僕は言う通りにす
ることに判断を決めた







💎
    わかったわかった、ないちゃん …    




💗
    よくできました 〜 ♡♡   





僕の頭を思い切り撫でると 、 じっと見つめられ
る 。


また変な悪魔に繋がったものだ 、 と悪態をつく






💗
    変な悪魔って失礼じゃない ?   



💎
   …… 心読み 。 あの青い悪魔と同じだ   











そんなことをぼやくと 、 " 青い悪魔 " という名
前に反応する 。










💗
    青い悪魔 ? ソイツの名前は ?   




💎
     " If " って名乗ってたよ    





💗
    名乗ったァ !?    









え?あのまろが?人間嫌いが!? とかなり驚い
ている 。


そこで人間嫌いという言葉がおかしく感じる 。









💎
    え?人間嫌い ? 僕には普通に    
触れてたけど …





💗
    エッ 。    
💗
   ふふふふふ、フッふれ……なんて ?   







どんな関係なのか分からないが、とりあえず落
ち着くように促す 。


しばらくすると落ち着いたようで、いやぁ、あ
のまろが 〜 と感慨深そうにしていた 、











💎
   それで 、 あの悪魔とどういう    
関係なの ?









どういう関係 、 … と言葉が出ないようで唸って
いる










💗
    親友 、 幼なじみ 、 相棒、ライバル 、 犬猿の仲 、仲良し3人組グループの中の一人 …… ?






💎
    多い多い長い長い ……    






💗
    じゃあ相棒ってことで !   






💎
    なにそれ凄い可哀想なんだけど !?    






そう言うと それ以外にないでしょ。なんてダダ
のようなものをこねられる 。

それでもそんな関係という事は余程信頼してい
るのだろうと、僕という第三者まで感じられ
る。







💗
    で、俺と契約してくれるの !?    






キラキラという視線を向けられるが、そんな即
答できるお話でもないので長考するとアタフタ
しているのがわかった 。


それは何故、と言わんばかりにだ








💗
    もしかして俺じゃダメ!? 物足りない !? 自己PRとかした方が良い !?





💎
    そういうことじゃない。貴方が損をするからなんだよね






そう言うとピンクの悪魔……ないちゃんは目を光
らせる 。


攻撃する様子はなく、僕の言葉を否定すると言
わんばかりの眼差しで















💗
    ___ それはないよ 、 絶対    





💎
   … なんで、そう言い切れるの ?    




💗
    …… ないしょ 笑    

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