第7話

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2,822
2026/01/02 13:56 更新


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クリスマス、なんか欲しいもんある?
恋人になって何度目かのクリスマス


いつもは仕事で一緒に過ごせないけど今回は二人とも休みだった


少し浮かれた気分で、俺の愛しい涼太に聞いてみた
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うん
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おっ、なんだよ?
高すぎるのはやめろよ?
涼太は笑顔でもなんでもないような表情で俺を見ていた
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………別れよう
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…………は?
浮かれた気分が一気に急降下して行き、俺は何を言われたかを理解するのに時間がかかった






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なぁ!お願い!佐久間、あいつから聞き出してくんねぇ?
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ええ〜俺には言ってくんないでしょ〜
俺は仕事終わりに佐久間を連れ出して居酒屋に来た


個室に入るなりとりあえず烏龍茶を頼んで、俺は困惑する佐久間に話をする


別れようと言われたと話したら、大きく丸い目をさらに大きくさせてびっくりしていた
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なんか思い当たる節ないの?
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ええ…浮気はもちろんする訳ないし、毎日連絡だってしてたし…ご飯だって涼太んちだいつも俺の好きなもん作ってくれたし……あ"ーーわっかんねーー!
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でも、涼太も翔太が嫌いな素振りとか見せなかったけどな〜
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そうだよな!?だから4年ぐらい付き合えてんだよな!なのに!なんで……






あの日、俺が涼太にクリスマスプレゼント何が欲しいか聞いた日


俺の家でご飯を作って貰って、一緒に食べてて、それで、

あいつは無表情で別れようって言った


理解に遅れた俺は、2.3分…多分2.3分ぐらい返事ができなくて、あいつは静かに出ていこうとした


玄関まで来た所で我に返って、慌てて引き止めた
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おい!待てよ!…んでだよ!
勢いよく掴んだからか力の加減が出来てなくて、痛みに顔を歪めた涼太が振り返る
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っ…ごめん
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ごめんじゃねーよ!理由は!俺なんかした!?
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痛い…離して、翔太
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理由話すまで離さねぇ…!
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………っ
ぎゅぅ、とより一層力が籠る


だって、だってさぁ、なんで急に別れようなんてさぁ、
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……翔太のことが嫌になった
ただそれだけ。これからはメンバーとしてよろしく
嫌になった


そう言われて、力が抜ける


すると涼太はする、と腕を抜いて出て行った






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おれはさぁ?あいつが何したら喜ぶかとかさぁ、柄にもなく考えて毎日過ごしてたんだよ…セックスした時の涼太は顔赤らめてあんあん言って舌足らずでいくぅ…!とか言うもうあの姿が大好きなんだよ…なのになんで…!
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sk
まあまず、涼太がいないところで涼太のそんな話するのも良くないだろ

それより怖いのはお前お酒飲んでないのに、酔っぱらいみたいにそれを喋れるとこだわ
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なぁ、お願い佐久間

あいつ絶対俺を嫌いなんてあるわけないんだよ、だからさ、もうほんと、お願い!聞き出して!
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sk
はぁ〜〜〜んーー…仕方…ないかぁ……
涼太がなんで急にそんなこと言ったのかは俺も気になるし………
分かった、聞いてみる
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まじ!?ありがとうっ、佐久間ありがとう!!




お礼にと、この場は俺が奢り解散になった




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りょーおーたっ!
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ん?
飲みに行った2日後ぐらい


収録が終わり仕事がない俺はゆっくり準備してたら佐久間が涼太に話しかける声が聞こえた
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sk
今から予定ある?
なかったら久々に飲みに行こ!
もしかして聞き出してくれるんかな


俺と涼太は結局あれから忙しさもあり話せてない


まだ、別れてないからな……別れてなんかやらないんだからな…
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…うん、いいよ
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やった!
ふと佐久間と目が合う


自分のスマホをトントンとしている

無意識に自分のスマホに目を落とすと、

【〇〇の店行くから、内緒で着いてこい】


なるほど。これはいいチャンスってことか


佐久間に頷いて見せて、2人が出ていく後をおった






個室居酒屋は平日だからか思ったより静かで、2人が入った部屋の隣をキープして耳を傾けると、思ったより声が入ってくる
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ねぇ、涼太?翔太に別れたいって言ったんだって?
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……やっぱり知ってるんだ
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なんでそんなこと言ったの?
涼太、翔太の事大好きじゃん
いや、ほんとそうだよ、
あいつ絶対俺の事大好きなのに
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………なんでもないよ
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sk
なんでもなくない!
涼太が悲しそうなの俺は嫌だ!
翔太がなんかしたんなら俺が鉄槌下すから!
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違うよ、翔太はなんも悪くない
佐久間の俺のせい発言に即座に否定する涼太


じゃあなんで…?
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sk
じゃあ……なに?佐久間さんにも話せない?
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………
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sk
涼太。
俺は、涼太の味方だよ
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………翔太がね、
………女の人と歩いてたの
は、
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sk
はぁぁぁぁぁあああ!!!?
あいつ有罪!別れて正解!!
はっ!!!?
いや、まって!!?なんの話!!!?
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あ、違う違う、佐久間違う
俺いつ女と歩いてた!!??

俺涼太がいながら浮気したってこと!!?
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涼太!浮気は許しちゃダメだよ!
別れていい!俺が翔太を叱っておく!
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違う!佐久間!ほんとに違う!浮気じゃない!
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思わず声を出しちゃって、慌てて口を塞ぐ
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え、じゃあなに?
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翔太が女優さんと仕事しててさ、
仕事?…最近だとあの番組かな?
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なんか、波長とか合ってて、
あー確かにすごく喋りやすい人だったな
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……その人は美人だし、翔太と並んでる姿が…なんか、なんというか……自分じゃないな…って
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sk
自分じゃないって?どーゆうこと?
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……本当なら、女の人と結婚して子供作って家庭が出来て、幸せな日々を過ごすんだよ
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sk
え、それってなに?翔太はやっぱり女の人と幸せになって欲しいとか考えてるってこと?
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dt
だって、そうじゃない?
俺と一緒にいるって言うのは色んな事がリスクになるんだよ
俺は…翔太の荷物になりたくない…



_______バンッ!!
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うぉっ、びっくりしたあ!
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………
目をまん丸とさせる涼太が目に入る
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………行くぞ
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涼太の腕を取って無理やり立たせる
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しょーたーーー
今度涼太不安にさせたら、みんなに言うからなーー
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もうさせねぇよ!!
させるか、させるわけねーだろ


今までもこれからも俺の涼太なんだよ









俺の家に着いて、ソファに座らせる
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翔太……いつからいたの?
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最初からいた
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そっか……じゃあ話は早いかな

俺とわかれ____
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死んでも別れてやるもんか
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………っ
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お前は俺がどんだけお前のこと好きか分かってない
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………
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俺は!自分の身分捨ててでも!お前の方が大事なの!
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俺は!そりゃ!可愛い人とかには弱いけど!そんな人よりもお前の方が可愛くて仕方ねーの!
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なにそれ……
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お前は俺のもんなの!
これからもずっと!
俺が女と一緒になる未来はない!
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…………ふはっ
急に涼太が吹き出す

え、俺面白いこと言った?
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そんなこと言われたら……俺、本気にしちゃうよ?
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しろよ!つか、俺はずっと本気だったからな!
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………そっかぁ…
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ちょ……お前ちゃんと分かってる?
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うん、でも翔太
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なんだよ
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気が変わったらいつでも言ってね
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っっっほんとお前分かってねー!!!









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佐久間
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お?どした?
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ありがとうね
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解決した?
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うん、多分ね
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何かあったらなんでもいいなよ?
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うん
翔太が俺の事好きでいてくれてるあい
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sk
しょーーーたーーー
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あ??
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sk
涼太なんも分かってないよーー
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nb
はぁ!!?


"涼太!お前いい加減にしろよ!"

"ちょ、翔太?何を怒って"
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sk
どうぞお幸せに〜




END

みきお


明けましておめでとうございます。

ゆっくり更新するとは言いましたがゆっくりすぎてビックリしてます。

今年もよろしくお願い致します。

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