『 6-2 』 の 教室 の 扉を 思い切りあけた
あぁ … どれだけ嬉しいことだろうか
俺の目には涙が溢れ出ていた
熱くて、身体もいうことを聞かなくて
その場に座り込んだ
そしたら、らっだぁは俺を抱きしめてくれて
背中を擦ってくれた
そして
あのときのように
と
優しく俺に接してくれた
今までずっと忘れてしまっていた存在
俺は改めてらっだぁに謝りたかった
けど、
泣きすぎて過呼吸になりかけていて
収まるまで
らっだぁ と 抱きしめあった
まさかの言葉に固まってしまう
なんで …?
なんで 、 忘れてほしかったの … ?
教えてよ … 、 らっだぁ …
口を閉じてないでさ … ッ …
すると急に白い光に囲まれる
前が見えない
けど、俺はらっだぁの手を離すことなく
目をつぶりつつもらっだぁの手を強く掴んでいた
出られたんだ …
よかった
ちゃんとらっだぁも
手を繋いだまま現世に帰ってこれたしな












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!