カードキーを通し、重たいドアを開ける
月光に照らされた露天風呂に2人で浸かる
勿論水着を着用して
治さんの怪我をそっとなぞる
そう言ってくれる治さんの表情は
普段からは想像もつかない程真面目で
思わず息をするのを忘れてしまった。
もう私にそんな時間が残されてないって知ってるのに
そんな未来を期待させるようなことを言うんだね...
治さんはすごく意地悪だ...
でも、でもね
「貴方が隣にいてくれて幸せです」
中原さん(?)がポートマフィアって言われてた時点で
そのポートマフィアと息をするように
自然な喧嘩をするこの人も
ちょっと怪しいと思ってたし...
「人を救う側になれ。」
その日、治さんの助言通り
いっちゃんにメールを送った。
そして思っていることを全部書いたら
電話がかかってきて...彼女は号泣していた。
その後、お互いに思っていたことを本音でぶつけられて
なんだか心のモヤが少し晴れたような気がした。
これも全て治さんのおかげ...
一体貴方はどこまで見透かしているんですか?
死ぬまでにやりたいこと
82.友達と恋バナをしたい。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。