第10話

1-8 にこにこ少女は1人がお好み
71
2026/03/06 10:08 更新
緑谷side




緑谷
これが、、最後のページ、、


さっき日記と一緒に、ペンが置いてあって、つまりー、、、




瀬呂
っ、、!
緑谷
瀬呂くん!!待って!!!!


1番に駆け出した瀬呂くんをなんとか抑える




飯田
瀬呂くん!気持ちはわかるがあなたくんの居場所がわからない今、無策に飛び出すのはー、、
瀬呂
わかるかもしんねーのよ




瀬呂
俺、あなたの居場所わかるかもしんねーの。


そっか、、!あなたちゃんと特に仲の良かった瀬呂くんなら、、!!


耳郎
瀬呂、それ本当!?



瀬呂くんの周りにわっとみんなが集まる。



本当だとしたら、かなりの手がかりだ。


瀬呂
一回聞いたことあんだよ。書いてあったカフェ。
瀬呂
たしか、、Paz安らぎカフェ、って名前
上鳴
ぱすやすらぎ?聞いたことないな、、
緑谷
とりあえず、マップアプリで正確な場所を調べてー、、



相澤消太
おい、お前ら揃って何してる。


後ろから聞こえた低い声に振り向くと見慣れた人影が立っていた



緑谷
相澤先生、、!
なんでここに、、
相澤消太
ただの見回りだよ。もう消灯時間だからな
麗日
っ、あの!あなたちゃんがまだ寮に帰ってきてないんです、、!!


麗日さんが一歩前に出て口を開く





麗日
それで、あなたちゃん多分死ぬつもりで、、!!私たち、助けに行きたくてっ、、!!



いつもよりおぼつかない言葉から麗日さんが相当焦っているのがわかった。



当然だ。瀬呂くんほどではないが麗日さんは女子の中で1番あなたちゃんと仲が良かったから。




相澤消太
、、どういうことだ。
切島
日記が出てきたんっす!!今日のページに「きょうしのうとおもう」って書いてあって、、!!
切島
実際、今日あなたまだ帰ってきてないんすよ、、!!
相澤消太
、、妙だな。


顎に手を当てる相澤先生にA組揃って首を傾げる



相澤消太
あいつ、外出許可書出してねーぞ。
上鳴
え、、!?
麗日
ほんまですか先生、、!?
相澤消太
あぁ、だからてっきり寮にいるものだと思ってたんだがー、、



言葉が出なかった。




わかっていた、わかっていたはずなのに。









あなたちゃんが誰にも頼らず、1人で死のうと決めていた事実に、どうしようもなく胸が痛んだ。

プリ小説オーディオドラマ