樹said
『あぁ、松村さんならこちらに』
受付で看護師の人は、快く俺を病室に連れて行ってくれた。
北斗は、どんな思いだったんだろうか。
痛かっただろうか、苦しかっただろうか。
想像したら、今にも涙が溢れそう。
『こちらです』
看護師は、一つの部屋の前に止まった。
ドアを開けると、人工呼吸器を付けた、北斗が眠っていた。
北斗が寝ているベッドに駆け寄る。
看護師は察してくれたのか、二人だけにしてくれた。
北斗は、頭に包帯を巻いていた。
頭を、打ったんだろうか。
その他にも、色んなところに湿布や包帯が巻かれていた。
話しかけても、答えてくれないことなんて、わかってる。
苦しいほど、理解してる。
だけど、いつかは起きてくれるって、信じてるよ。
とめどなく溢れる涙。
ボタボタ垂れて、北斗の布団の上に落ちる。
その綺麗な目は、閉じたままだ。
俺は深呼吸をして、心を落ち着かせた。
そして、北斗を見て無理やり口角を上げた。
振り返って、部屋から出た。
そのまま、薄暗い廊下を歩く。
もう、19時か。
ポケットに入れておいたスマホを取り出して、グループメールを開いた。
グループ名は、「SixTONES」。
『北斗がさ、事故に遭ったんだって。
明日、お見舞いさ、みんなで行こう?』
そう、送った。
スマホをしまって、病院から出た。
北斗が、無事でありますようにって、願いながら。
ふっ、ちょっとカッコつけすぎ?
でも、北斗は俺の彼女だから。
夜道を、北斗を想いながら歩いた。
あけましておめでとうございます!
2026年開幕ですね!
これ、予約投稿なんで分かんないんですけど、多分今ライブ見てますね。
あ、リーダー誰になったんですか?
わかる人、教えてください!笑
皆さん、今年もよろしくお願いします!
今年も頑張っていきます!
それじゃ、バイバーイ👋












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。