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第3話

もう不安にさせないから。 ボクはモテるけど、キミしかいらない。
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2025/02/15 03:45 更新
七海の家の前へやって来ると、何と人が二人いる気配がした。

七海でさえ、気付かないよう、気配を忍ばせて侵入し、
二人がいる部屋のドアの前に立つ。
七海が焦った口調で喋ってる。

七海
七海
そもそも五条さんはモテすぎて特定の彼女とかつくらず、
ワンナイトばかり、
一度やった女には興味がなくなるタイプなんですよ?
七海め、何サゲてんだよ。
やっぱ狙ってんのか。
しかし七海は続けた。
七海
七海
あなたは五条さんにとって特別です。
プロポーズされたんですよね?
七海
七海
プロポーズなんてしたことないはずですよ。
普通は付き合うことさえできないはずです。
絶対めちゃ愛されてますよ
七海
七海
あなたさんはいつも私に五条さんとのことを相談してきますが、
あっちの方が絶対好きな気持ち強いですからね
それをドアの前で盗み聞きしていたボクは、七海は彼女にとってボクとのことの恋愛相談係だったのか!と気づいた。
氷解する不安感。
どっと安心が押し寄せた。
もう、心配ない。

自分の気配を出すとドアの向こうで七海がはっと息を呑んだ。

ドアをためらいなく開けて登場し、びっくりしているあなたちゃんに謝る。
五条
五条
ごめんね
五条
五条
本当に大好きすぎて、キミのことを一生束縛するにはどうしたらいいかって
考えたら浮気するになっちゃった。
ボクはすさんでた。
もう不安にさせないから。
ボクはモテるけど、キミしかいらない。
五条
五条
だけどたったひとつ欲しいキミだけが、ボクのこと好みじゃないって言う……。
七海と裏で付き合ってるんじゃないかって心配しちゃったよ。
まさかボクとのこと相談してたとは……ますます可愛い。
五条
五条
もう本当に一生離さないよ。
覚悟できてる?
まあできてなくても離さないけど
七海
七海
駄々っ子ですか!あなたさん、困るでしょう
(なまえ)
あなた
できてます。覚悟なら
五条
五条
(なまえ)
あなた
もう不安にさせないんですよね?
五条
五条
もちろん!
(なまえ)
あなた
じゃあ五条さんが何メンでも構いませんし、離さなくていいです
五条
五条
やったー!
本当に抱きしめて離さないボク。
だって可愛くて、離せやしない。
七海
七海
やれやれ……
あなたさん本当に大変なのはきっとこれからですよ?
五条
五条
黙れ、あなたちゃんの過去に好きだったやつだからって、調子乗んなよ
あっ、余計なこと言っちゃった。

あなたちゃんは目をぱちくりさせた。
(なまえ)
あなた
七海さんが、好きだった人……?
(なまえ)
あなた
私は別にそんなことありませんけど
五条
五条
まじで?!
でもフツメンの七海が好きっていってたじゃん!
(なまえ)
あなた
フツメンが好みなだけで七海さんが好きって意味じゃありませんよ
五条
五条
何だー、そうだったの。
じゃあ、ボクの心配しすぎだったのかー!
ますます強く彼女を抱きしめるボク。
七海
七海
フツメン扱いされた上に、告白もしてないのに好きじゃないって言われた……
七海はショックを受けてたみたいだった。
五条
五条
悪いな。
今度ラーメン奢るよ、七海
三輪ちゃんとはもう行けないし。
五条
五条
あなたちゃん、愛してる。
五条
五条
もう一生離さない。
他のコとデートもしないから
こうしてグッドルッキングガイのボクはフツメン好きの彼女を無事攻略したのである。


END☆

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