第67話

61話
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2021/08/23 02:04
家で課題を進めているとき。




ピコンッ


クラスラインの通知が鳴る
切島鋭児郎
『誰か通話しねーか?』

んー課題してるけど…



でも話し相手は欲しいな…
(なまえ)
あなた
『課題進めながらでよければ』
麗日お茶子
『私も!』
瀬呂範太
『俺もいいぜー』
耳郎響香
『うちも』







何人か集まったところで切島くんがグループ通話を始めた
切島鋭児郎
おぉーやほやほ
(なまえ)
あなた
課題進めながらだから了承してね、
麗日お茶子
偉いなぁー
芦戸三奈
やほやほー
耳郎響香
切島、なんで通話したの?
切島鋭児郎
暇なのと、あなたから話聞きたくてさー




呼ばれた?私
(なまえ)
あなた
ん?どしたの、?
切島鋭児郎
告白の話聞きたくてさー
(なまえ)
あなた
えっ!?
麗日お茶子
課題進めながらでいいから答えてー!!
耳郎響香
あの3人いないからさw
(なまえ)
あなた
えぇ……
芦戸三奈
どんな風に告られたか知りたいなー!
瀬呂範太
なんて言われたかとかさw
(なまえ)
あなた
ちょ、ちょっとなら





話す私の恥ずかしさをわかって()
切島鋭児郎
んー、どの順番に告られたん?
(なまえ)
あなた
爆豪くん、轟くん、緑谷くんかな
切島鋭児郎
へー!爆豪どんな風にしてきたんだ?
(なまえ)
あなた
えっとね…あの、協力してもらった日なんだけど。話し終わったあと、壁に寄ってきて、耳のとこで…俺のものにするから覚悟しとけ、みたいに、
切島鋭児郎
うぉぉぉっ
芦戸三奈
すごいなー!!
瀬呂範太
爆豪やっぱ漢だわー!
麗日お茶子
じゃあ轟はー?
(なまえ)
あなた
…課題忘れたらしくて、教室来たら、私と爆豪くんの姿見て、…なんて言われたか雰囲気で察したみたいで…そしたら、俺もいいよなって、壁ドンしてきて、告白されたの、
耳郎響香
イケメンだな〜轟〜!!
麗日お茶子
さすが轟って感じだよね!!
切島鋭児郎
すげぇ…俺には出来ねぇわーw
瀬呂範太
んじゃ緑谷は?
(なまえ)
あなた
帰り道に、買い出しに行く途中の緑谷くんと会って、遅かった理由話したら、抜けがけされたって言って、君が好きなんだって…耳のとこで……
芦戸三奈
(*/ω\*)キャー!!
瀬呂範太
緑谷も漢だなおいっ!!
麗日お茶子
デクくんがそんなイケメンだなんて…✨
(なまえ)
あなた
もう恥ずかしいからやめて…(´∩ω∩`)
切島鋭児郎
課題進めてたか?w
(なまえ)
あなた
一応進んではいる、けどw
(なまえ)
あなた
恥ずかしさで…///
麗日お茶子
誰にするとかは決めてないよね?まだ、
(なまえ)
あなた
うん…恋愛は知識はあってもまだ経験はなくて…だから、親戚が言ったように、今、3人を意識してるんだ。
切島鋭児郎
へー…なんかわかったことあるのか?




ペンが止まってた、やばい




進めよ進めよ…
(なまえ)
あなた
…3人は、私が、雄英で、初めて心を開いた人なんだ、だから優しいことは…わかってるんだ。だけど、観察してると改めて優しさがあるなって思って…
瀬呂範太
爆豪も根は優しいもんなー
芦戸三奈
轟も心開いて柔らかくなってるよね
麗日お茶子
デクくんはほんとに優しいよねー。轟くん救ったのってデクくんだと思うんだよね…
(なまえ)
あなた
…うん。だけどまだ…恋ってわからないんだ…ただ、あの…
耳郎響香
どーした?
(なまえ)
あなた
3人と私は…釣り合わないなって思ってる…の








ペンが止まる





本音が漏れてしまった。

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