朝、目覚ましの音で目が覚めた。
ちょっと違和感があって、違和感の正体を探ってみた。
すると頭に...
ケモ耳が!?
発音も出来ないのだけど!?
頑張っても猫語しか出てこない。
国木田くんに連絡?いや、信じて貰えるはずないなぁ。
コンコン
誰か来た?遅刻を防ぎに来たのかな?
え、
ガチャ
さすが乱歩さん。
いや今はそれどころじゃない気が。
メモ帳か何か無いかな?
[こうなった、原因は分かりますか?]
まぁ乱歩さんがそう言うならそうなのだろう。
[探偵社を休んでいいですか]
国木田くん固まってるから!
[朝起きたらなってた]
これは、やばい
くすぐったい!
こちょこちょこちょこちょ
ちょ、やばいやばい!
くすぐったいし恥ずかしいし死にたい!
入水したい!
谷崎くんは見てないで止めてよ!
そしてその後もたっぷりこちょこちょされましたとさ
そういえばまだカオスか
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。