さよならー またねー
そんな声をいつもあちこちから聞こえる。
でもこの日は違う声がした
なんであの担任自分の自己肯定感とは何かについて十五分ぐらい熱弁しやがって…
あんな熱弁しなくたってわかるわ辞書引けばネットで調べればさ
あのクソハゲジジイから言われなくたっていいわ
先輩!
ん?
普通は帰りに話しかけないのになんで来たんだ?
え?
っていう言葉は多分この展開の一番簡単な返事だろう
ていうか返事は結構なんて寝る間も惜しんで考えたのに?
まあ結局わからんのだが
さようなら。
りうらとないこ先輩とのライフ…
ジ・エンド…
翌日
家にて
なんかもう何もやりたくない
家事も終わったし寝てもいいかね…
ヤッベ寝るところだった
ナイスゥ先輩!
やっぱり自分が推してる先輩だわ
いやむしろ見せてもらえるんですか?!
いやまず先輩からの 一緒 いやいい響きですな…
合格だったら嬉しんでる先輩が見れる…
不合格だったとしても自分が励まして…
いやなに不幸願ってんだバカなのか
全力で合格って祈るわ
画面に映っていたのは…
合格
という文字だった。
いやいや俺は何もしてませんよぉ…
先輩に褒められてしまった…
感謝の言葉ありがとう…ありがとう…ありがとう
…なんかずっと流れてるんだが脳内で…
バッ
なぜか先輩は手を広げハグをしようとしている姿勢だった…
いや推しとのハグなんてキャパが追いつかないって!
さすがに推しとの距離があるというか…
いやまずこの屋根の下でずっと一緒にいるのもすごいことだけどね…
ギュー
なんかあったかいな…
ていうかこの感じ会いたことがあるような…
なんかこの感じ…
最近したような雰囲気…
そしてないこは思わぬ言葉を耳にする
19th episode end.............












![推しとずっとこのままがいい [いれいす]](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-assets/static-images/novel-cover/cool/illustration-voice-v1.jpg)




編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。